立山(雄山)

 登山日  2011年10月11日(月)
天候  
 山名  たてやま(おやま)
 所在地  富山県立山町
 登山口  室堂
 コースタイム  立山駅駐車場8:57-ケーブルカー9:10-室堂10:20-室堂発10:30-一の越11:19-
 雄山頂上12:10-頂上発12:40-室堂13:50-立山駅15:00
 標高  3003m
 距離   
 同行者  単独
 所要時間  3時間20分(30分休憩含)

  GWMの仲間と別れて高岡に泊まり、翌日レンタカーで立山を目指した。ちょっと出遅れたのと、つい、いつもの癖で国道8号線を
  選んだのが間違いで、大幅に予定の時間を過ぎてしまった。あー、高速に乗ればよかった。天気は曇り空で雨は落ちていない。
  午後からは晴の予報だったので見事な景色を期待した。無料の駐車場に着くとすでに満車に近い状態で何とか空きスペースを
  見つけて駐車した。ケーブルカーの駅に着くと9:10発のケーブルカーに乗ることができた。

  

                  無料駐車場                         立山ケーブルカー駅

  

                   最後尾で待つ                        お決まりの材木岩の辺り

  美女平でバスに乗り換え、室堂を目指す。平日だというのにバスは満員だ。他にも団体さんがたくさんいた。途中、称名滝が見える
  座席に陣取った私は、お決まりの場所で運よく称名滝を見ることが出来た。

  

                    滝見台                                称名滝

  

               あっ!剱の頭が見えた!                   そうめん滝

                                  会いたかったよー

  

                  室堂到着 思ったほど寒くない             立山も見えてます

                       紅葉はすでに終わっていたが、荒涼とした景色もなかなかいいね!

                                    青空も見えてきました

  

               どこを切り取っても絵になります               言葉が出ない

  一人、感動しながら歩いていると、一ノ越方面から降りてきたご夫婦に声を掛けられた。「どこまで行かれますか?」
  「えっ!上まで、頂上まで行きます」と答えると、二人で「きっと、ちゃんとした装備をしてるのよ」と言いながら、通り過ぎていった。
  その時の私の格好は、そんなに寒く感じなかったので赤いチェックのウールのシャツだけで、上には何も羽織っていなかった。
  「何でかな?」と思いながら、一ノ越に着くと風が強く一気に寒さを感じた。さっそく、冬山用のジャケットを着て頂上を目指した。
  ああ、さっきのはこのことか!

  

                標高2700mにある一ノ越山荘                風が強かった                   

  

   時折、吹き飛ばされそうな強い風が吹いていて、下からは火山ガスの臭いがしていた。ガレ場の急登の登山道には、所どころ
   雪が残っていた。高度を増すごとに空気が薄くなるのがわかる。いつもは何ともないのに強風のため息が切れる。
   でも、周りの景色は最高だった。やっぱり立山は好きだな・・・。

                                 浄土山方面とミクリガ池

                                  立山雄山頂上

                    感動は最高潮で、まるでうわ言のように「うわー、うわー」を連発
                    後立山と遠くは槍ヶ岳も見えています。

                                 カールの斜面や底には雪が・・・

  

                 頂上への入り口                       雄山頂上にて

  

                   祠の横から剱岳をバックに           スバリ岳・針の木岳・蓮華岳・船窪岳

                  まるでどこかの惑星みたい 久住にも似たような景色が・・・ 言葉を無くす

                              別山の後に大きくそびえる剱岳

  

                   立山より高い大汝山                     たくさんの石碑が建つ

      

                    浄土山の斜面には雪が・・・           

    

               下山途中、振り返ると立山が・・・            紅葉が終わって冬枯れの景色もまた良し

  

              登山道脇には雪が残っていた               これから冬を迎えて真っ白に・・・

  

                     いつ来ても、いつ登っても飽きることのない立山 何度、登ったことだろう

  

                 立山をバックに                 美味しい玉殿の湧水 ペットボトルに汲んで広島へ
                                           持ち帰った。この水で淹れたコーヒーは美味しかった。

                                  平日でも賑っていた室堂

  

               バスターミナルもごらんの通り           やがて来る冬のために、雪のポールが立てられていた
                                            平地のそれとは長さが断然違うのがわかる。豪雪なのだ。

                         大好きな、いつ見ても飽きない富山の風景

  富山に住んでいた頃、何度となく訪れた立山。五色が原から薬師岳までの縦走に、剣沢から仙人池-阿曾原-宇奈月温泉、雷鳥沢から
  大日岳、山スキーで立山川を馬場島まで等々。唯一、剱岳のメインコースは歩いていない。剱岳は早月尾根からだった。
  今度、剱岳のメインコースを歩いてみたい。立山で唯一苦手な場所がある。それは、地獄谷だ。一人で立山三山を縦走して地獄谷へ
  降りて、ミクリガ池山荘で温泉に入った帰り、頭が割れるように痛くなり、吐き気もして、室堂からのバスを何度も止めて吐いた覚えが
  ある。あの時は死ぬかと思った。駐車場の車の中でしばらく休んでから高岡へ戻った。今思うに、あれは火山性のガスにやられたね!
  だから、地獄谷は苦手だ。でも、その地獄谷から湧く温泉は最高!立山はやっぱりいいね!

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