雨 飾 山
登山日 | 2011年10月9日 (土) |
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天候 | 晴 |
山名 | あまかざりやま |
所在地 | 新潟県小谷村 |
登山口 | 雨飾山荘 |
コースタイム | 雨飾山荘9:00-難所のぞき9:25-一ぷく処10:30-中の池11:25-分岐12:21-雨飾山12:45-雨飾山発14:00-雨飾山荘着17:00 |
標高 | 1963.2m |
距離 | 8.9km |
同行者 | 松・藤・勘 |
所要時間 | 8時間20分 |
GWMの恒例である年1回の山行が、久しぶりに行われた。GWMとは、ぐるっぺ・わっさーめろん(独語)でスイカグループ(直訳)と
いう意味である。メンバーは、埼玉県在住 藤さん・神奈川県在住 松さん・京都府在住 勘先生と私の4人グループだ。
どうすればこんなメンバーにと思われるが、付き合いはさかのぼる事7年前、南アルプス赤石岳でひょんなことから知り合った。
毎年、再会を約束して夏の北アルプス縦走をやってきた。ここ2,3年それぞれの事情で滞っていたが、今年は秋に行われることになった
私は京都で勘先生の車に便乗させてもらい、藤さんと松さんは関東から集合場所の親不知に集まった。なぜ親不知かというと、これも
曰くつきなのだ。それはさて置き、親不知に泊まった我々は、翌朝、登山口である雨飾山荘を目指した。天気は最高、雲ひとつない青空
だった。私は、この山は2回目で最初の時は、残雪の頃だった。でも、すっかり記憶が飛んでいて登山道も残雪の頃とは違って、初めて
登るような感じだった。登山開始時間が遅くなったが、このことが後で功を奏した。
雨飾山荘へ向かう途中で駒ケ岳と雨飾山 上の駐車場はいっぱいで下の駐車場に止める
雨飾山荘 秘湯 「都忘れの湯」 混浴
山荘から続く内風呂 ナトリウム泉だった 大文字草の花束
登り始めは急登で滑りやすく歩きにくい登山道も 「難所のぞき」とあるが、どこが?
やがて歩きやすい初秋の道に・・・
なんの実でしょうか?ゴゼンタチバナ? 大きく曲がった杉の木 大雪のせいかな?
明日登る駒ケ岳(左)と鬼が面山
ブナの葉も色づいて ?
「一ぷく処」とあります。休めと言うことか? リンドウ
そうでなくても休みます 北斜面で日が当たらず開くのだろうか
見上げると黄葉したブナ。青空に映えて
すっきりと晴れました。鋸山も見える
葉っぱも黄色く色づいて 秋だなあ
ナナカマドの実が赤い まるで赤いぶどうの様
こーんな道も でも、大丈夫!
このコースの登山道は意外と急峻で梯子・鎖場が何箇所かある。でも、まったく大丈夫だ。だんだん紅葉した木が現れて、初秋の感じが
なかなかだ。この頃から、下山してくる人が・・・。
朝日に当たる紅葉した斜面
下のほうは今から 葉っぱもいい感じに紅葉しています
「中の池」 水面に写る紅葉した山が美しい!
真っ赤だな! 笹平の分岐
中の池を過ぎると、笹平までの急登が待っていた。下山してくる登山者から「笹平から頂上まで、すごい渋滞ですよ」と、ギョッとするような
言葉を聞かされる。小谷温泉からの登山者がもの凄いらしい。後で聞いた話によると、この日は500人ほど登ったそうだ。
え”−−−!信じられないが、この天気じゃねえ・・・。幸い私達は、出発が遅かったため酷い渋滞には巻き込まれなかった。
笹平を歩く どこかに似ている
そうだ!四国の山だ!
振り返ると小ピークの後に金山が見える。その後に焼山と火打山
鋸岳・鬼ヶ面山方面
雨飾山最後の急登でちょっと渋滞中 登山道に人がへばり付いている
振り返るとこの景色 最高!四国の三嶺や瓶ヶ森みたいだ
雨飾山頂上 左から私・藤さん・松さん・勘先生
焼山・火打山・金山・天狗原
「イヨボヤ・味噌シソ巻き・小城ようかんなどを肴にウィスキーの水割りで乾杯
戸隠山・高妻山方面 この景色も素晴らしかった
反対側のピーク 5体の石仏と石祠
目の前に広がる山々の山座同定に耳を傾けるが・・・
自分の影と一緒に 雨飾山の布団菱
布団菱を大きくすると、本当にお布団のようだ
紅葉した斜面が美しい
黄葉した木々をバックに勘先生と藤さん 梯子を降る松さん
ホツツジ 写真では表せないほどの美しさだった
ぬるっとした岩が足元をさらう 下りは滑らないように注意が必要
雨飾山荘の伊藤さんと小屋の前で記念撮影
下山後、雨飾山荘で泊まり、翌日の駒ケ岳に備える。小屋は快適で1パーティーに1部屋を割り当てていて、満室になったらお断りする
そうだ。夕食も美味しく、この日は収穫したばかりの新米が振舞われ、とても美味しかった。温泉もあるのが嬉しい。