寂 地 山

 登山日  2011年11月26日(土)
天候 快晴
 山名 じゃくちさん
 所在地 山口県岩国市
 登山口 寂地峡
 コースタイム 登山口9:52-遊歩道入り口10:25-寂地林道分岐10:56-林道終点11:20-頂上分岐12:24-頂上12:32(休憩50分)-みのこしのコル13:56-ベンチ14:32-トンネル分岐15:15-キャンプ場15:33
 標高 1337m
 距離   
 同行者 お父さん 
 所要時間 5時間30分(休憩含)

                              GPSの調子が悪く、コースは大まかです。

     前日の天気予報は晴。どこかへ行かなくては。そうだ、まだ登っていない寂地山へ登ろう。冷え性のお父さんを運動
     させるために一緒に連れて行くことにした。山に登るには絶好の天気。雲ひとつなく、放射冷却で冷え込んだため途中の
     高速道路では0℃の文字が車の温度計で表示された。心なしか、周りの車もスピードが出ていない。まさか凍っていないだろうね
     周りの景色は、真っ白に霜が降りている。スタッドレスをまだ履いていないが大丈夫だろうと、目的地を目指す。
     駐車場がある寂地峡に着くと、車が数台止まっていた。売店のおばさんが言うには、頂上周辺は雪がありますよと・・・。
     えー、雪?私はラッキーと思ったが、お父さんはちょっと心配そう。大丈夫、大丈夫、天気がいいから融けるよと言って
     安心させた。

  

                       売店                          広い駐車場

  

                    長い、長い林道の始まり                途中の大きな岩
 
        空気は冷んやりするが、天気が最高!キャンプ場までの林道を行くと、遊歩道の始まり。周りの景色を眺めながら
        快適に歩く。紅葉はすでに終わっていたが、冬枯れの気持ちの良い沢沿いの登山道が続く。

  

                 随分先まで車が入っていた              ここから遊歩道の始まり

  

                  冬枯れの静かな流れ                    寂地林道分岐

       犬戻しの滝の手前で、寂地林道に出る分岐が現れる。ここを右に登っていくと、寂地林道に合流する

  

                   この分岐を右へ                     寂地林道の標識

                                 素晴らしい青空に感激!

  

                   登山道入り口                 よく整備された登山道 杉木立の中を行く

        長い林道を暫く歩くが、誰も歩いていない。快適!快適!ちょっと熊さんが怖いが、鈴はちゃんと鳴っていた。
        あまりに静かなので、お父さんに何かしゃべりなさいと言うと、何も思いつかないという。あれだけ良く喋るのに・・・
        やっと林道が終わり、登山口が現れた。ここから本格的に登る。登山道はよく整備されて、快適に歩くことが出来る。

  

              登山道の側はきれいな沢で絵になります               美味しい岩清水

  

                 雪が現れた                             いい感じです!!

         美味しそうな岩清水が現れると、周りに白いものが・・・。雪だ!やったー!美味しい岩清水を飲んで、カモノハシの
         水道水を捨て、岩清水に変え先へ進んだ。

                                  ここが有名なカタクリの自生地

  

                    頂上下の分岐              頂上までは200mの標識が・・・。がんばれ!お父さん!

  

                   寂地山頂上                         頂上からの眺め

  

                           今日の昼食 カップ麺とおにぎり、煮物など
 
         頂上に着くと雪が薄らと残っていた。じっとしてると肌寒かった。頂上にはご夫婦の登山者が一組だけしかいなかった。
         途中、単独行の男性2人、香川から来たという5人のグループ、若いカップルに会ったきりで、本当に静かな山だった。
         今日のお昼は、カップ麺とおにぎり等。
         コーヒーを途中で汲んだ岩清水で淹れて飲んだ。まろやかでとっても美味しかった。今日は寒いからビールは要らないね
         と言ったが、ワインがあってもいいなと思った。でも、やっぱりビールかな?頂上のご夫婦は上りは私達と同じコースで
         帰りも同じ道を下山されるという。私達はみのこしのコルから降りますと言って、先に頂上を後にした。

                                葉を落とした木の芸術作品

                 上を見上げると、青い空のキャンパスに枯れ枝がまるで血管のように・・・  美しい!

                              この景色が堪らなかった!

                             下山道も雪が残っていて何だか楽しい

                                 何を思って歩いているのやら・・・

                                  行く手に右谷山が見える

                          こーんな いい感じの登山道が続く うれしい!!

  

                   みのこしのコル                    ここから降ります

  

                 階段も整備されて                     私も写真撮って と・・・

  

                    沢沿いの道が最後まで                 ベンチがあった

  

                  もう、ずーーっと絵になります            日が傾きまぶしい日差しを受けて

                                 橋の上から写真を撮る私とお父さんの影

                                花がない時期なので苔を撮ってみました

  

                     水がきれい                   ここら辺りで麦屋節を歌うお父さん

                                  名残のもみじの紅葉  きれいだった!

  

                 日が傾いてきた登山道                   いくつか橋を渡ります

  

           遊歩道分岐にある標識 この先にある長さ100m高さ160cmの真っ暗なトンネルをくぐる。トンネルを抜けると
           この標識。その先もトンネル。ここはBコースを選び、垂直に近い石段を降りていく。

  

                  細くて急な石段                   疲れた足には応えたかな?

                      階段を降りると、目の前に滝と滝壺が・・・  寂地渓谷の始まり

  

                  見事な滝が続きます                    きれい!

            

  

                 キャンプ場に到着                 ここにも美味しい水があった。さっそく汲む。

       今回の寂地山は、登山者も少なく静かな素晴らしい山歩きができた。冬枯れで登山道の枯葉もふかふかで、葉を落とした
       木々の間からは、素晴らしい紺碧の空がなんとも言えなく美しかった。「寂地山を選んでよかった」そう思った瞬間だった。
       お父さんもそれなりに楽しんでいたし、運動不足も少しは解消しただろう。ちょっと疲れたかな?
       今度はどこに登ってもらおうかな・・・・。

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