1199.7m、1123.3m、1100.3m
2011年5月4日 (水) 晴
コース 6:58スキー場駐車場−8:43上蒜山−9:40中蒜山(10分休憩)−11:22下蒜山(30分休憩)−
12:54犬挟峠駐車場
メンバー 千・愛
GW前半の四国山行を終え、とりあえず翌日の娘の学校のため熊本に向かう。翌日は汚れ物の洗濯やら次のキャンプでの
食料などを買いに出かけ、ちょっと休養する。GW後半の蒜山三山縦走のため、3日AM6:00に熊本を出発して、
岡山蒜山高原塩釜キャンプ場を目指す。蒜山には14:00ころ到着。登山口と下山口を確認して、キャンプ場に2つのテントを張った。
お父さんの得意種目である火起しで薪に火がつき、夕食の準備に取り掛かる。
オレンジはお父さん、黄色は私と娘 得意の火起し
ウィンナーと宮崎地鶏の焼き鳥 焼きそば(フライパンが小さかったので3回焼く)
お父さんに登山口まで送ってもらう スキー場登山口
翌朝、観光するお父さんに登山口まで送ってもらい、私と娘はスキー場の駐車場を出発。もちろん下山口の迎えも頼む。
牧場の中を歩いて登山口へ 牛がいないと娘が怒る。牛もまだ牛舎の中だ
黄砂で霞んでいるが、清々しい景色に見惚れる。
なんか、カッコいい!
上りはここから始まる ゲッ!マムシだって!でも今は大丈夫。
登山口では先行する二人のおじさん達の後に続く。途中でお先にどうぞと先を譲られる。この後、ご夫婦にも道を譲られ
先を急ぐ。この先で二人の息子達が両親を待っていた。多分、あのご夫婦だろう。後で気付いたのだが、上蒜山から
登る人は少なかった。この人達の他に単独の中年男性だけだったと思う。その男性は常に私達の先を歩いていた。
多くの人は下蒜山から登っていた。この三山はどこから登っても満足の山だと思う。
眼下に牧場が広がる 登ってきた道を振り返る
伯耆大山が後ろで見守っているようだ。
上蒜山を望む 自分でも何だが元気だなあ
ここの登山道にもまだ残雪が・・・。 雪解けのぬかるんだ登山道。転んだら大変!
8:43 上蒜山頂上
中蒜山へ向かう 登ってきた尾根道
いったん降りの道になるが、結構斜度がきつく注意しながら降りる。ふと目を登山道脇にやると、初めて見るヤマナシに
出会った。とっても可愛かった。それにカタクリも!!カタクリには後でびっくり!!!
ヤマナシ 初めてのカタクリ
激降りの登山道 キクザキイチゲ
ショウジョウバカマ キスミレ
中蒜山の頂が望める
振り返って見た上蒜山 カッコいい!
中蒜山頂上直下は、雪もどっさりの登山道 9:40 いつもの記念撮影
中蒜山頂上で中年の女性に写真を頼むと、「あら、いいわねえ」と理解に苦しむ言葉をかけられた。
娘はすかさず、また姉妹か友達同士に間違われたんだよ!まったく!と・・・。
ここで10分ほど休憩して、下蒜山を目指す。ここには多くの登山者がいて賑っていた。先を歩いていた中年単独者も休んで
いた。中蒜山頂上手前で、上蒜山までの道の状況を聞いてきた5人グループは先へ行っただろうか。女性達はぬかるんだ
道に辟易していて、もう止めようと弱気になっていたからだ。私達は、道もぬかるんでいるが上蒜山の上りの方が大変ですよ
でも、大丈夫と言っておいた。そうしたら、男性たちは行こうと言い、女性達は躊躇していた。余計なことを言ったかな?
中蒜山避難小屋 塩釜キャンプ場への下山口
頂上をガスで覆われた下蒜山が見える 幹が曲がったブナの木
下蒜山へ向かう道中、たくさんの登山者に出会った。上蒜山は静かだったのに、下蒜山から登る人が多いことに気付く。
そして今回一番の収穫は、このカタクリ達!もう、カタクリロードと言っても過言ではない!すごかった。
ちょっと行っては撮影しの繰り返し。足がなかなか進まなかった。
一番のきれいどころ
もう、踊っています こちらも
美しいブナの木立 beautiful! イワカガミ
なんと!イワカガミもいっぱい咲いていました。と、言いたかったがまだまだ蕾でした。咲いたら凄いだろうなあ・・・。
蒜山は花の宝庫ですね!
イカリソウ シュンラン
タチツボスミレ 11:22 下蒜山に到着
花の撮影に時間を掛け、11:22下蒜山に到着。ここでゆっくりお昼を食べた。真新しいザックと靴で下蒜山に登って
きていた若者男子二人組みは、2リットルの水が減ったと喜んでいた。何に使ったんだろう。見ると、まだ箱に入った
ストーブとコッフェルでラーメンを作ったみたいだった。山を好きになったかい!若者たち!ちゃんと使いこなすんだよ!
下蒜山を後にお父さんが待つ犬挟峠を目指す。
ガスが掛かって生憎の展望 と思いきや、晴れてきました。
気持ちの良い登山道 娘はナウシカの草原と名付けました。 私は・・・・。
いつまでも居たかった。 標識も絵になる
すみれ ヘビイチゴ
イチゴ
犬挟峠駐車場
下蒜山からの下山道で、不覚にも変な格好ですってんころりんと転んでしまった。娘が笑う、笑う。
笑う前に、大丈夫の一言もないのか!まったくもう!でも、転んだ自分の格好は自分でも笑えた。だって、黒髭だもん!
下蒜山の下山道も激降りもいいとこ。さっきの若者も四苦八苦していた。下山口では遠くからお父さんが手を振っていた。
お父さんも、あちこち資料館などを見学して有意義だったらしい。
犬挟峠登山口
麓から見た蒜山
これでGW中の山行は終わった。結構ハードだったがとても楽しかった。蒜山の良さも知りまた季節を変えて登ろうと思う。
快湯館でお風呂に入り、蒜山ジャージーのお土産を買って、広島へ向かった。