2011年5月7日 (土) くもり
コース 牛小屋高原レストハウス−夏焼峠−台所原分岐−恐羅漢山頂上−立山尾根−レストハウス
メンバー お父さん・千
今月14・15日、長崎山岳会のメンバーが恐羅漢山へ登りに来る。夏道を歩いたことがないので、この日は下見登山とする。
登山者が少ないことと、熊が心配だったためお父さんにも同行してもらった。案の定、登山者は私達と途中で出会った二人連れ
しかいなかった。管理棟の人に聞くと1日に山開きがあり、その時は山菜目当ての登山者がいたそうだ。
牛小屋レストハウス前から夏焼峠を目指して歩き出すが、途中、倒木が多く歩きづらかった。新緑にもまだ早く来週末の例会は
大丈夫かなと心配になる。
牛小屋キャンプ場 ゲレンデ
夏焼峠への登山道 夏焼峠
こんな感じで至るところに倒木が ブナの林 新緑の頃を想像しながら歩く
雪と一緒に倒木が道をふさぐ 頂上手前では、まだまだ雪が残っていた
台所原分岐 必死になってついてくるお父さん
お父さんのことを忘れて、自分のペースで歩いていたら後ろで、はあはあという息づかいが聞こえた。しまったお父さんに
合わせないとと思い、休憩を取った。ザックを下ろしてゆっくり休んでいいよと言うと、下ろそうとしない。物も食べない。
水を飲んで何か食べたらと言うと、いや大丈夫と答える。なんか変だぞ?と思いながら歩き出すと、いつもは間が開くのに
必死で付いて来ている。どうしたの?熊が怖いの?と聞くと、いや、俺が遅れてお前が一人で歩くと熊に襲われたとき助けて
あげられないからと言う。ん?熊に?襲われる?助ける?ありがとうねえ。でもね、無理しなくていいよ。大丈夫だよ、鈴も二つ
うるさい位に鳴らしているから・・・。本当は自分が熊を怖がっていたのだ。そうこうしているうちに、頂上へ着いた。
誰もいない頂上 冬のモンスター達
深入山
十方山 降りの立山尾根分岐
頂上はガスが掛かってきたので、降りることにした。ゲレンデに降る立山尾根を降るが、雪と倒木でかなり荒れていた。
お父さんを心配しながら、安全なルートを見つけて降りていった。やっと、普段の登山道に出る。
ゲレンデの斜面にはまだ雪が・・・ 安心して歩くお父さん
ここはゲレンデのコース上だ 駐車場が見える
麓の山の斜面の新緑 同じく
眺めが良いゲレンデ上でお昼にする。今日のメニュー。今日は、ビールを忘れた。お父さんは安心したのか、大きな
おにぎりを美味しそうにパクついてた。私が登る前にさんざん熊が出ると脅していたから、きっとドキドキしながら登ったに
違いない。すまぬ。
出たばかりの新緑 ショウジョウバカマも
このゲレンデには、たくさんのショウジョウバカマが咲いていた。他は何もない。
これなんてまるで花火のよう きれい・・・
こちらは変り種 ちょっと色が濃い
スキー場を快適に降りる 戻ってきました
ふもとの八重桜