登山日 |
2011年8月12・13・14・15・16日 |
天候 |
概ね晴 |
山名 |
白馬岳・白馬鑓ヶ岳・不帰嶮・唐松岳・五竜岳・八峰キレット・鹿島槍ヶ岳 |
所在地 |
長野県白馬村・大町市 |
登山口 |
猿倉 (下山口 大谷原) |
コースタイム |
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標高 |
2932.2m・2903.1m・2814m・2696.4m・2814.1m・2518m・2989.1m |
距離 |
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同行者 |
勘田・吹野・愛 |
所要時間 |
12日(車12H)・13日(6.4H)・14日(9.2H)・15日(9.4H)・16日(9.15H)休憩含 |
今回歩いたルート
2011年8月12日(金) 晴
前日から我家に泊まっている吹野さんを車に乗せて、AM6:00広島ICから高速に乗り、長野県大町市を目指す。
この日は、五竜の麓のプチホテルで泊まることになっていた。京都の勘田先生とはここで待ち合わせだ。
高速道は休日1000円がなくなり比較的空いていたが、京都付近になると渋滞した。いつものことだ。多賀SAで休憩を取り、
再び高速に乗ると、見慣れた車が追い越し車線を走り抜けて行った。「うん?どこかで見たことあるよねあの車」「もしかして勘田先生?」
京都ナンバーだし、〇〇だし・・・。色々当てはめると間違いない!でも、早すぎる!時間はPM1時過ぎ・・・。
米原Jから名神に乗り、小牧Jから中央道、岡谷Jから長野自動車道を乗り継いで、松本ICで降りてしまった。ここは失敗だった。
次の豊科ICで降りなければいけなかったのを、つい、いつもの癖で松本で降りてしまった。
この時間のロスで、PM6:00にホテルに着くことになる。ホテルに着くとやっぱり、勘田先生は先に到着していて私達をホテルの前で
待っていてくれた。明日からの山行に備え、ゆっくりと休んだ。明日は、ホテルのご主人が猿倉までと、下山日には大谷原まで送迎して
くれて帰りのお風呂も入れてくれると言うことだった。有り難い事だ。因みにホテルの名前は「あるむ」。
2011年8月13日(土) 晴
猿倉-白馬尻小屋-白馬大雪渓-白馬岳-村営頂上小屋泊
初日歩いたルート
猿倉駐車場 猿倉小屋 ここで登山届けをだす。
さあ、長い縦走の始まりだ。天気も良い。歩きやすい樹林帯を快調に歩く。青空の向こうに小蓮華山が見える。
白馬尻小屋 準備をする登山者
暫く歩くと白馬尻小屋に到着。ここで、水を補給し宿で用意してもらった朝食を食べ準備をする。この時、娘に託しておいた
ガスのヘッドの部分を忘れているのに気付き、娘と口喧嘩になる。このことが、後で思わぬ展開となって今回の山行が・・・。
大雪渓が現れる ここで軽アイゼンを装着
20数年ぶりの白馬大雪渓。子供達が小さかった頃、家族で登った記憶がある。やっぱり雪はいいな。
この景色最高!
なかなかの急登でちょっと休憩 雪には強い吹野さん
雪渓の上部が壊れる 登山道脇の大きな岩
ここで雪渓歩きが終わり軽アイゼンを外す。上部で雪渓が大きく壊れ、大きな音と登山者の驚きの声が上がる。
雪渓を越えると足場の悪い登山道になるが、気を付けて歩けば大丈夫。ここからは、たくさんの花が現れお花畑が続く。
お花畑避難小屋 ミヤマキンポウゲの花畑
登山道の脇に水場があり美味しい水が飲める。空になったペットボトルに水を汲む。水場の先にグリーンパトロールのお兄さんが
いて、ガスってきた空を見て、今日も午後から雷雨になる確率が高いから、天狗山荘までは厳しいでしょうと言われ、急遽、
予定を変更して頂上小屋に泊まることにした。明日からのコース取りがちょっと厳しくなるがしかたない。
ここら辺りは、お花畑でとても賑やか 斜面一面 花・花・花
「自然を大切に」そのようなことが書いてあったような・・・。 村営白馬頂上小屋
小屋に着き、ザックを置いて白馬岳の頂上に登ることにした。この日の小屋はとっても空いていて、最低32人は泊まれる部屋に
私達4人だけ。お盆なのに何と言うこと?快適~!おまけに夕食は何と食べ放題のバイキングなのだ。すごい!美味しかった。
白馬岳頂上の方位版 なぜか小銭が・・・。 白馬岳頂上
小蓮華岳方面 杓子岳・白馬鑓方面
白馬山荘頂上レストラン 山荘からのお祝いを受ける勘田先生
この日8月13日は、同行者の勘田先生の72歳の誕生日だった。ささやかながら、小さいショートケーキと生ビール・おでん・枝豆
などで祝っていると、小屋の人がろうそくの代わりに小さいランプを持って来て下さり、改めて「Happy Birthday」の歌を歌った。
72歳とは思えない勘田先生と吹野さん おでんが美味しかった
ここは、我家のお気に入りのサッポロビールだったので、ますます気に入った。 レストランの中の様子。下界と間違いそう
杓子岳
杓子岳の右奥に鑓ヶ岳
夕焼け雲がきれい
ガスがかかり幻想的になってきた
お花畑の花達