登山日 | 2012年10月7日(日) |
天候 | 晴 |
山名 | おおくえやま |
所在地 | 宮崎県延岡市北方町 |
登山口 | 祝子川(大崩山登山口) |
同行者 | 長崎山岳会(田尻夫妻・西川夫妻・石川・松田) |
所要時間 | 9時間(休憩含) |
コース 登山口6:25 =大崩山荘6:55=祝子川本流7:26=休憩地8:01=下湧塚9:55=中湧塚10:20
上湧塚11:10= 分岐11:21 =りんどうの丘11:32−12:05 =小積ダキ12:33=象の岩13:00
乳岩13:47 = 祝子川本流14:57=登山口15:30
長崎山岳会の夏木山例会に参加した。私は久留米からの参加なので途中、玖珠SAで長崎組と合流した。
この日参加の新人会員さんである松田さんと初対面し、お互いに挨拶をかわす。
道の駅で買い物を済ませ夏木山登山口を目指す。が、林道の途中で通行止めの看板があり、やむなく迂回路
で、藤河内キャンプ場を目指すがここでも先の台風の影響で、がけ崩れの為通行止めに遭い他の山を探すことに。
結局一番近い、大崩山へ登ることとなった。昼食を済ませ、一路、祝子川キャンプ場へ向かう。
この日は結局、車の移動で一日が終わり、早めに着いたキャンプ場で夕飯の準備に取り掛かった。
田尻奥さん担当のメインの豚汁を作っている間に、私達(田尻・西川・石川・倉嶋)の4人でビールを仕入れに行くが
村で唯一の酒屋さんが閉まっていて、通りすがりのおじさんに聞くと「夕方には戻る」という。
なんとまあ、商売っ気のないお店だこと。仕方なく、近くの「美人の湯」の売店で高い缶ビールを買うことになった。
豚汁も出来上がり、副菜担当の私の家から作ってきた煮込みハンバーグ・キュウリと茗荷の酢の物で夕食となった。
快適なキャンプ場で早めに就寝。明日は4時起き6時出発。
祝子川キャンプ場 | 今夜のメイン豚汁 | |
快適な調理場 | 豚汁・煮込みハンバーグ・茗荷とキュウリの 酢の物 |
翌朝6時に西川さんの車とテントを残し、私と田尻車で登山口まで移動した。
この日も天気はまずまずで、寒くもなく暑くもなく、虫もいず、快適な環境で歩を進めることが出来た。
特に虫がいないのは、余計な労力を使わずに済むから良い。
登山口の案内板 私達は坊主尾根コースの 逆を登った。 |
記念撮影 | |
快調に歩く | 大崩山荘(無人小屋) | |
坊主尾根・上湧塚分岐 | 祝子川本流 何と、橋が流されて跡形もなくなっていた |
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渡渉地点を探すのに苦労した | やっと対岸へ渡った | |
対岸へ渡った後は、急登の連続 | ちらりと岩峰が見えてきた |
上に目をやると美しい
もうすでに紅葉が始まっていた。きれいだな…。
大崩山は梯子・鎖・ロープの連続。 一時も気が抜けません。 |
登ります、登ります | |
もう、アドベンチャー登山道 | ここを登ればそこは・・・。 | |
大崩山が誇る絶景が待っていた | 目線の先は遥か彼方 | |
新人の松田さんは怖くて立てません | 私は余裕です。と言っても松田さんを笑えない 自分がいた。 |
中湧塚方面
どこか、山梨県の瑞牆山に似ています
まだまだ岩場が続きます | 梯子も・・・ |
上湧塚方面
中湧塚より下湧塚
上湧塚の巨岩
大崩山山頂・坊主尾根分岐 私達は時間がなかったので山頂はパスして 坊主尾根へ向かいます |
途中の避難洞窟 | |
幾恵さんといっしょに | 左から松田さん・石川さん・田尻博さん・ 西川さん・私・幾恵さん |
下湧塚の岩峰
上湧塚の岩峰
りんどうの丘の紅葉 ここで昼食を摂った |
紅葉が進んでいます | |
ヒメシャラの林 | もう一枚岩のようです |
象岩
大崩山
象岩のトラバース道 何てことありません
小積ダキからみた手前に象岩
傾山 | トラバース道の近くに男性がいます | |
倒木の根っこオブジェ | ここをロープで降るとトラバース道 | |
細いワイヤーがあるから大丈夫 | 写真を撮ってもらいました | |
難コースの坊主尾根 険しい登山道が続く | ||
このロープの先に断崖絶壁が・・・ なーんてね!ちゃんと梯子があります でも取っ掛りがちょっと緊張します |
絵になりますねぇ〜 | |
細い幾恵さんが通りました 私は大丈夫かなあ 無事に通れました 良かった |
何処ぞやの空中登山道みたいです |
西川さんと田尻さんの旦那さん達は、勝手にこの岩を「おっぱい岩」と名づけ
願望を(何の願望か知らないが)語り合っていました。因みにこの岩は、おっぱい岩
ではなくて、「イルカ岩」「坊主岩」と呼ばれているそうです。どーして、オッパイなのぉ!
激難路は続く | 嫌になるくらいの梯子群 | |
やっと河原近くまで降りてきました | 向こう岸へ渡渉します |
久々の大崩山だった。今回は5年前の時よりも楽しく登ることが出来た。あの時は緊張が先に立ち、九州にも
こんな山があるのかとびっくりし、景色を十分楽しむことが出来なかったが、今回は梯子もロープもみんな
面白かった。今年、去年と北アルプスの岩峰コースを歩いて自信を取り戻した自分がいるのに気が付いた。
いつだったか、有名な登山者が言っていた言葉が思い出された。「岩登りをする時は、自分の置いた足を信じら
れないと、次の一歩がでない」と・・・。
そうだな・・ 今まで「もし滑ったら・・・」と考えることが多々あった。これからは自分の足を信じよう。
でも、想定外も忘れずに確実な場所を求めて・・・ 慎重に。
下山後は、キャンプ場へ戻りテントをたたんで、「美人の湯」で汗を流し、夕飯を途中で食べて高速道で長崎組と
分かれた。家には22時ちょっと前に着いたが、長崎組は何時に着いたんだろう。
私は、翌日、佐賀のタクさん・平六さん主催の「天山歓迎登山」へ招待されているので、ちょっと準備をして就寝した。