登山日 | 2012年12月1日(土) |
天候 | 曇り晴 |
山名 | ふげんだけ |
所在地 | 長崎県雲仙市 |
登山口 | 雲仙仁田峠 |
距離 | 6.3km |
所要時間 | 3時間20分(休憩含む) |
同行者 | 愛 |
コース 仁田峠9:07⇒薊谷広場9:24⇒紅葉茶屋9:46⇒分岐9:53⇒西の風穴10:05⇒北の風穴10:18⇒
鳩穴分れ10:23⇒霧氷沢分れ10:39⇒普賢岳頂上11:00=11:10⇒国見分れ11:38⇒妙見神社11:55
⇒仁田峠12:20
熊本の娘のアパートでのハプニングの後、無事に島原へ渡り仁田峠を目指して車を走らせた。
仁田峠に着くと数台の車しか駐車場に停まってなく、登山者の姿もなかった。支度を終えてロープウェー乗り場の
横の登山口から薊谷へコースを取った。薊谷広場までは緩やかな登山道を行く。階段状の登山道に差し掛かると
先を歩く登山者を発見。しかし、身なりがちょっと変。ネクタイをし、制服みたいな背広を着、靴も登山靴ではない。
おまけに、ザックも担いでなくスーパーのビニール袋に飲み物と食べ物らしき物が入っていた。背広の上には薄手の
防寒着みたいなのは着ていたが、大丈夫だろうかとちょっと心配になった。その中年の男性を追い越し、紅葉茶屋
までの急登の登山道を行く。
紅葉茶屋で休憩していると、先程の男性登山者が到着し、「普賢岳へはこちらですか」と聞いてきた。「そうですよ」と
答えると、「頂上へ行かれますか」と聞かれたので、「私達は鳩穴分れからぐるっと回ります」と言うと、男性は頂上
へ向かった。その後、もう一人男性が鬼人谷を降りてこられ、普賢岳の頂上へと登って行った。
私達は鬼人谷口から今回初めて歩く「鳩穴分れ」方面の新道に入った。登山道は良く整備されていて、迷う所は全く
なかった。この日は気温が低く、風も出てきて雨具の上着を羽織らないといけないくらい寒かった。鳩穴分れからは
一方通行になっていて、普賢岳頂上からはこちらには降りられない。道が狭いうえに急だからだ。ミヤマキリシマの
頃は大渋滞も予想される。一方通行にして正解かな。急登が終わると、景色が一変した。
目の前に平成新山の溶岩ドームが現れ、水蒸気を上げていた。迫力満点。1992年に噴火し、火砕流が流れ降りた
様子が見て取れる。自然の怖さを改めて思い知らされた。当時私達家族は横浜にいて、島原にいる友のことを心配
した。幸い友達の家は無事だったが、とても怖かったと話していたのを思い出す。
霧氷沢分れは、これから霧氷が着くのが楽しみになった。今回も少しだけ枯れ木に霧氷が着いていた。
普賢岳頂上を間近に控えた時、先程のスーパーの袋を持った男性が進入禁止を無視してやってきた。この日は登
山者も少なかったから良いが、ルールは守ってほしい。それにしてもこの寒い中、その男性は頂上に長いこといた
ことになる。大丈夫かなと再度思ったが・・・。頂上で写真を撮り、とても寒かったので昼食は駐車場で食べることに
し、急いで下山した。下りの紅葉茶屋までは、結局2人の男性しか会わなかった。急登の鬼人谷を国見分れまで登
り返し、妙見神社を経て、仁田峠に降りた。売店の近くでラーメンを作り、パンと一緒に食べた。冷え切った身体に
はやっぱり温かい食べ物がいい。それに自家製のホットジンジャードリンクも最高だった。この日の行動はこれから
だった。山は助走にすぎない。山を下り、いくつかの用を済ませ久留米に着いたのは午後9時を過ぎていた。
仁田峠ロープウェー乗り場 | ロープウェーはまだ動いていなかった | |||
薊谷への登山口 | 歩きやすい登山道 | |||
薊谷の広場 | 紅葉茶屋 | |||
新道分岐 | 鳩穴分れへ | |||
きれいなツララも | 大きな水滴みたい | |||
西の風穴 | 同じく | |||
ヤマグルマという植物 岩にへばり付いていた | 花も咲くんだ | |||
北の風穴 | 中は柱状節理 |
展望所からの眺め 三角の山が九千部岳 右手に吾妻岳
諫早方面
火砕流の跡 | この急登から一方通行 | |
各所にある進入禁止の標識 | 石清水も凍っていた |
溶岩ドームの一角
自然は強い もう植物が生えている
まだまだ危険区域があります | ここにも標識が |
すぐ後ろは溶岩ドーム すごい迫力です
至る所で水蒸気が・・ まだまだ活動しています
霧氷が見られる | 枯れ枝に霧氷が | |
葉っぱにも | ||
平成新山 | 頂上直下の広場 |
頂上 | 水たまりも凍っていた | |
寒いのか・・・ | ポーズを取れと言われ |
妙見岳
溶岩ドームをアップで
熱そう
獅子岩も寒そう
普賢岳頂上の後ろに平成新山
鬼人谷 | 普賢岳 | |
妙見岳 | 国見岳 | |
妙見神社へ | 妙見神社 | |
マユミの実 | 下りの登山道から見たロープウェー | |
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