比婆山（烏帽子山）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青い線が計画したコース　赤い線が今回歩いたコース

　　　Ｓ訪ちゃんと計画していた比婆山へワッキーちゃんを誘って出かけた。高速を降りて県民の森スキー場へ向かう道路から
　　　雪道となり、四駆の威力が発揮できた。駐車場へ着くと殆どスキー客で山へ向かう人の姿が見当たらない。
　　　天気も曇りだし、雪もちらちら降っている。でも、雪はたっぷりあるし静かな山歩きが楽しめると思いながら、準備をした。
　　　女三人、ペチャペチャ喋りながら楽しく雪道を歩いた。途中、写真を撮りながらもあっという間に出雲峠に着き、避難小屋で
　　　休憩した。出雲峠手前で一緒になったご夫婦が、若い女性が山へ来るのはいいねえと嬉しそうに私達に言った。
　　　「ん？若い？私もか？」思わずニカニカ顔になった私。その後夫婦は先に烏帽子山へ向かわれた。避難小屋にいた
　　　男女三人のパーティーと団体さんは、毛無山へ向かったようだ。私達も休憩を終え、烏帽子山へ向けて出発した。


　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　県民の森スキー場の駐車場　　　　　　　　　　　　　　今年は雪が多い

　　　　　　　　　　　　　　Ｓ訪ちゃんとワッキーちゃん　　　　　　　　　　私とワッキーちゃん（ワッキーちゃんは娘と同じ年）

　　　　　　　　　　　　　　　　　標識も雪に埋もれていた　　　　　　　　　　　　　　　　いい感じの登山道

　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな霧氷が付いている　　　　　　　　　　　　　　拡大するとこんな感じ

　　　　　　　　　　　　　　　墨絵の世界　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コロボックルの家みたい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつものトイレもこんなにかわいい！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　避難小屋　　Ｓ訪ちゃんが「ドコモダケ」と命名しました

　　　　　　　　　　　　　　　　　小屋の中　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若い女性（山女）達です。

　　　　　　　　　　　　　　　どこを見てもきれい　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上を見ても・・・

　　　途中、こんなことをして遊びながら賑やかに歩を進めました。夏道だとジグザクに歩きますが、雪のときは直登です。
　　　斜度はきついけれど、ショートカットできます。

　　　　　　　　　　　　　とうとうＳ訪ちゃんが力尽きました（笑）　　　　　　　　　　　金平糖みたいです

　　　　　　　　　　　　　　　　　お砂糖をまぶした様です　　　　　　　　　　　　　インディアンの被り物

　　　　直登が終わり、傾斜が緩やかになってきた。単独行の男性が降りて来たので、頂上や縦走路の様子を聞くと
　　　　ガスっていて周りは何も見えず、縦走路もトレースも無く分かりづらく、そのまま引き返したとのことだった。
　　　　それを聞いて、時間の余裕も厳しかったので私達も頂上で引き返すことにした。暫くすると、出雲峠でお会いした
　　　　ご夫婦が昼食を摂っていて、単独行の方の話をしたら自分達も御陵は止める様な事を言っていた。
　　　　暫くして頂上と思われる場所に着き、思わず感嘆の声が上がった。そこは、信じられないほどの美しい景色が
　　　　私達を待っていた。登山者は誰もいなく、三人で喜びの声を上げ、カメラのシャッターを押すのに余念が無かった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ”−−−−きっ、きっ、きれいです！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鹿の角にも見えます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こちらも　あ”−−−−−−−−−−−です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガスが一瞬切れました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　頂上と思われる場所にて　　　　　　　　　　　モコモコです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幻想的な世界です

　　　　暫く頂上を楽しんだ後、昼食を摂るために少し降った。この日は生憎曇り空だったが、頂上も風も無く寒くも無かった。
　　　　適当な場所で、スープのためのお湯を沸かし、お昼ご飯を食べた。私達が休憩しているときに、ご夫婦は頂上を目指して
　　　　登って行かれた。その後、４人の山スキーを担いだパーティーが登って行った。頂上へ向かったご夫婦がなかなか戻って
　　　　来られなくて、もしかして御陵に向かったのではと思い、それならば私達もと、準備をして出発ようとした時、下山してくる
　　　　ご夫婦の姿が現れ、有無を言わずに「あっ、戻ってきたから私達も降りよう」と、回れ右をしたのだった。

　　　　　　　　　　　　　　　　昼食タイム　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お汁粉を忘れました　ガクッ！

　　　　　　　　　　　　　　　　少し空が明るくなってきた　　　　　　　　　　　　　遠くの景色も見え出す

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　毛無山方面

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Beautiful !

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芸術作品です

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ようやく薄日が差してきました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄日に映し出された影　　　　　　　　　　　　あ”−−もうダメ・・・　　なんちゃって

　　　　　　　　　　　　　　　　りっぱなブナの木　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪は150ｃｍほど積もっています

　　　　　　　　　　　　　　　ハリセンボンみたいな霧氷　　　　　　　　　　　　　　　　　　チクチクしそう

　　　　　　　　　　　　　　ブナの幹の模様　日本画みたいです　　　　　　　　　　　後から見ると鹿さん

　　　　下山時も賑やかなお喋りで、あっという間に駐車場へ。道路は表面の雪がとけつるつるの氷状になっていて、軽自動車で
　　　　スキーに来ていた若者が、帰りのことを心配していた。途中、庄原かんぽの宿でお風呂に入り帰路に着いた。
　　　　楽しかったなあ！ワッキーちゃんは、初のワカンデビューに満足していた。