登山日   2012年7月25日(25日-28日) 水 
 天候 晴れ 
 山名 やりがだけ 
所在地 長野県上高地 
 登山口 上高地 
同行者 諏訪・脇田 
 所要時間 9時間55分(休憩含) 

             上高地バスセンター〜明神池〜横尾〜槍沢ロッジ〜ババ平〜天狗原分岐〜播隆窟〜殺生ヒュッテ
               7:00  ⇒    7:47⇒ 10:03⇒11:30⇒ 12:39 ⇒ 14:33 ⇒  16:12 ⇒ 16:55 
 

             夏山に毎年一緒に行く娘が、今夏は学校が忙しく休みが取れないため、広島の山友の山行に参加する
            ことにした。コースは槍沢〜槍ヶ岳〜東鎌尾根〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳〜上高地。
            穂高連峰で(北鎌を除く)唯一歩いていない東鎌尾根。ここを歩けば、全てが繋がる。最高の天気に恵ま
            れ、素晴らしい北アルプスを楽しむことが出来た。初日の登りで私の足が痙攣を起こし、当初のコースを
            変更されたが、この変更が時間に余裕ができ、十分に北アルプスの絶景を楽しむことができた。初めて
            表銀座コースを歩くワッキーは、終始歓声をあげ感動していた。私は、以前表銀座は、高2の時の息子との
            山行、アメリカから夏休みに帰省していた娘との山行、当時所属していた山岳部の人達との山行など、数回
            歩いている。でも、いつ歩いても感動・感激を与えてくれる。
    
            24日に博多から高速バスに乗り広島へ。午後9時広島で諏訪ちゃん・ワッキーと合流して新幹線で京都へ。
            京都から「さわやか信州号」で、上高地へ向かった。
            公共機関を利用して山へ行くのは初めてだった。どんなに遠くてもいつも我家の車で出かける。車好きの私と
            しては、少々、疲れが残った状態での山行だった。
            でも、新幹線の中で久しぶりに出会う山友との会話は弾みあっという間に京都に着いた。
            
            京都で「さわやか信州号」に乗り、翌朝上高地には、到着予定の時間より少し早めに着き、ゆっくり朝食を摂っ
            たりして準備をした。天気はまずまず、一昨年以来のバスセンターを出発して槍沢を目指した。
            ババ平を過ぎて暫く行くと、雪渓が現れた。今年は残雪が多いという事だったので、念のため軽アイゼンは持っ
            て来ていたが、使うことはなかった。
  
            雪渓をいくつかトラバースしながら高度を稼いでいくが、この辺りから私の足が少しづつ攣り出した。
            今回の山行は、素泊まりだったので食料、その他ザックの重さもちょっと足に負担があったのかな?
            何せ、長くて高度差もある槍沢の上りだ。この日は、槍の肩の小屋まで行く予定だったが、無理そうだ。
            水分を摂ったり、持参していた重たいフルーツなどを重量を減らすために食べながら歩くが、なかなか治まって
            くれない。どうしたんだろう。騙しながらやっと殺生ヒュッテが見えるところまで来たが、2メートル歩いては攣り、
            足が壊れてしまったと思った。ここでリーダーの諏訪ちゃんがコース変更を提案して、この日は殺生ヒュッテ泊に
            して、明日は常念岳には向かわず、西岳ヒュッテ泊、翌日は燕山荘泊で燕岳へ向かい中房温泉へ降ることになった。

            殺生ヒュッテまで300mの所で、諏訪ちゃんが私の荷物を持ってヒュッテまで向かっていると、小屋の上の方で
            男性3人がこちらの様子を見ていて、一人の男性が降りてきた。途中で諏訪ちゃんに状況を聞き、その男性は私と
            ワッキーの側まで来た。「大丈夫ですか」と声を掛けられ、「足が攣っちゃって」と言うと、上にいたもう一人の仲間の
            男性が「負んぶして来い」と叫んで、降りてきた細身の男性がモジモジしながら「よ、よかったら負んぶしましょうか」
            と言って背中を差し出した。私は、「無理です。重いからいいです」と一度は断ったが、まだ背中を差し出していたので、
            「取り敢えず」と言って、負ぶさってみた。
            すると、2センチくらい持ち上げて「うっ、す、す、すみません。無理です」・・・・。
            私たち3人は大爆笑して、「だから言ったでしょ」と・・・。暫く笑い転げて、「何かできますか」と聞かれたので、「それ
            じゃあ、肩をかして貰えますか」と頼んで、一緒に歩いてもらった。

            あと100mと言う所で、仲間の男性もやってきて「持っているポカリを全部飲ませなさい」とワッキーに支持し、
            指示通りポカリをお腹がポチャポチャになるくらい飲んだ。足の痛みは軽くなり、ヒュッテに辿り着くと今度は小屋の
            ご主人から「温かいポカリを飲ませなさい」と指示が出たが、「その前にビール飲んでいいですか」と聞くと、
            「ビールと言うくらいだから大丈夫だな」と、温かいポカリは免れた。
    
            そんなこんなで、1日目が終わり空いていた快適な部屋で、ゆっくりと十分な睡眠を取ることができた。
            薬も飲んだし、マッサージもしたし明日は大丈夫。明日も天気は良さそうだ。
            諏訪ちゃん・ワッキーありがとう。名前も聞かなかった二人の中年男性の方達、ありがとうございました。
             

     
 河童橋    上高地名物おじさん画家
     
 明神池    穂高の山並み
     
 横尾    槍沢方面へ
     
 ワッキーと諏訪ちゃん    梓川の透きとおる流れ
     
 ここから本格的な登山道    ババ平 槍沢キャンプ場
     
 雪渓が現れヒンヤリした空気    天狗原分岐
     
 水俣乗越分岐    岩稜帯へ突入
     
播隆窟入口     播隆窟
     
 槍ヶ岳と殺生ヒュッテ    お世話になったお二人 左の方が・・・
     
 ウツボグサ    
     
 キバナノヤマオダマキ    キツリフネ
     
 イチヤクソウ    ミヤマオトギリ
     
     ヤチトリカブト
     
 センジュガンピ    オオウバユリ
     
 ニッコウキスゲ    
     
 クルマユリ    ハクサンフウロ
     
     
     
 サンカヨウ    ハクサンシャクナゲ

殺生ヒュッテからの槍沢

美しい

沸き立つ雲が美しい

2日目

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