登山日 | 2013年2月8.9.10.11日 |
天候 | 晴時々雪 |
所在地 | 青森奥入瀬渓谷 |
同行者 | 盛岡山友会(10人)広島労山(5人) |
去年の12月、広島のワッキーから来年2月岩手にアイスクライミングに行くことを知らされ、私も
見学だけでもと参加を申し込んだ。アイスクライミングは未知の世界で、全く想像もつかなかった。
それよりも再度東北へ行けることの方が嬉しかった。福岡から盛岡まで飛行機と新幹線を乗り継ぎ
夜遅くに広島組と合流した。
岩手は思ったより雪が少なく、道路はカチンコチンに凍って気温の低さが実感できた。翌日、盛岡山友会の
メンバーが迎えに来てくれ、他の会員が待つ滝沢村役場の駐車場へ向かった。
駐車場で自己紹介をして、4台の車に分乗して一路奥入瀬渓谷へ。途中、憧れの安比高原スキー場が視界の
中に飛込み、あーあそこが安比なんだと近くにいる自分が信じられなかった。いつか滑りに来ようきっと・・・。
車は海岸線に出たのかと間違うくらいの大きな湖の側を通った。十和田湖だ。初めて見る十和田湖は雪景色で
空の青とマッチして素晴らしい景観を作り出していた。しばらく走ると奥入瀬渓谷に入り、広くなった道路の路肩に
車を停め、奥入瀬渓流を渡り10分くらい歩くと見事な氷瀑した大きな滝が現れた。
暫し言葉を失い、うわぁーと驚きと感動で立ち竦んだ。それと同時に、えっ、ここを登るの?と恐怖心が湧いたのも
事実だ。その間盛岡組はてきぱきと準備を整え、若手のM田さんがリードで登って行った。トップロープをセットして
いる間、私達初心者は、氷の感触を知るためにバイルを打ち込む動作を習った。
盛岡のメンバーが華麗に登っているのを見て、カッコいいなと見惚れていると私の番が来た。
私は当初見学だけでもと思っていたのだが、せっかくここまで来たのだから挑戦することにした。アイスクライミング用
のアイゼンとバイルを借りて氷の壁の前に立った。恐怖心でいっぱいの私の身体は、数メートル登ったところで、
案の定固まってしまった。下してもらい、ホッとする。
でも、貴重な体験をさせてもらったことに感謝。時間になりゲレンデを後にして、今日のキャンプ地のビジターセンター
に移動する。
夕食にきりたんぽ鍋・さんまの干物・自家製のサラダ等、東北の美味しいものがたくさん出てきて、美味しいお酒も
たくさん。盛岡の人達は皆さん酒豪揃い。強い!強い!それに底抜けに明るく気さくだ。
翌日も同じゲレンデで練習した。広島組のワッキーとKさんはコツをつかんで最終点まで登ることが出来た。
私も次があるなら、目標を高く持って最後まで登ってみたい。
盛岡の町中の様子 | ホテルの14階から見た岩手山 | |
こちらは姫神山 | 町を流れる川には白鳥が | |
お互い自己紹介をする | 正面のOさんは〇〇歳若い!若すぎる! | |
憧れの安比高原スキー場 | こんな遠くまで |
美しい十和田湖
きれいです
岸辺は凍っていました
奥入瀬渓谷入口 | 流れも雪で一部埋まっています |
見事な氷瀑した滝です。ここがクライミングのゲレンデ
ワッキーも準備万端 | M田さんがリードで登ります。かっこよかった。 | |
それをビレイする奥さん | 少し離れた所からS机さんがリードで登ります | |
初心者のバイルの使い方講習 | S机さんのスクリューハーケン?が不足して それを届けるS籐さん |
|
S机さん カッコいいですね! | 余裕で笑うS籐さん | |
必死で登る私 | 梅ちゃんも頑張りました | |
ビレイするS籐さん | 盛岡若手のK島ちゃん | |
ビジターセンターの軒下でキャンプ | 可愛いキティ―ちゃんの雪だるま | |
美味しいご馳走が並びます | 食もお酒もすすみます | |
たくさん飲みましたねS籐さん、S机さん | 楽しいお喋りに笑いが・・・ | |
女性クライマーH谷川さん 素敵です! | ビレイも余裕です |
御年ウン歳のO林さん 凛々しくてかっこいい良い人です
氷の芸術作品です
奥入瀬の雪景色 | 秋や春にも訪れたい所です |
飽きない景色がそこにあった
頂上が雲に覆われて残念だったが、まるで東北の富士山みたいな岩手山
こちらは鳥取の大山に似た岩手山
帰りの飛行機の中からの雲海
私の人生の中でも貴重な体験をさせて頂いたことに感謝。今回も岩手の方達からパワーと
元気をもらった。あのエネルギーはどこから来るんだろう。
何度でも行きたくなるような魅力が東北にはいっぱいある。春夏秋冬を通じて人を引き寄せる
魅力とは?きっと、温かい人情と素朴な人柄かもしれない。
また行きたいな・・・