北アルプス朝日岳の花々

       
 イチヤクソウ    ツルリンドウ ツルアリドオシ 
       
 ハクサンオミナエシ  ミズバショウ カラマツソウ  サクラソウ 
       
 ベニバナイチゴ    ウラジロヨウラク ツマトリソウ 
       
タマガワホトトギス  ミツバオウレン   ニッコウキズゲ  ハクサンコザクラ
       
チングルマ  ギボウシ  コイワカガミ  シナノキンバイ 
       
ギンリョウソウ   ハクサンイチゲ  ヤマハハコ  
       
 カライトソウ アザミ   タカネマツムシソ  シロウマアサツキ
       
アキノキリンソウ   タテヤマウツボクサ シモツケソウ   
       
  ナナカマド   コバイケイソウ  イワイチョウ
       
 ハクサンコザクラ    ミヤマキンポウゲ  ミヤマダイモンジソウ
       
  エゾシオガマ   ハクサンダイゲキ ミネズオウ 
       
チングルマ綿毛  ウサギギク  クルマユリ   コイワカガミ
       
 サンカヨウ  キヌガサソウ  エンレイソウ ズダヤクシュ 
       
イワオトギリ   マイズルソウ ゴゼンタチバナ  アカモノ 
       
アオノツガザクラ  ミドリユキザサ  タケシマラン  クロトウヒレン 
       
 ホツツジ  ミヤマリンドウ キバナノコマノツメ   アズマギク
       
ミヤマチドリ  ウメバチソウ   ハクサンフウロ  ハクサンシャジン
       
 イブキジャコウソウ コメツツジ   タカネナデシコ ミヤマムラサキ 
       
タカネバラ     イワツメクサ  
       
透けたクルマユリ   ハクサンシャクナゲ  リンネソウ ノリウツギ 
       
 モミジハグマ ツガザクラ     

              翌日も雨は止まなかった。思案の結果、リーダーのT尻さんから告げられたのは「今日、往路を下山します」だった。
             これは雪渓歩きが初めての会員が数名いたのと、やっぱり天候だ。そう簡単に九州からは来れない山域で、下山と
             いう苦渋の決断をしたリーダーのことを思うと、これで良かったのだ。山は逃げない!また来ればいい!
             深いガスの中を白馬への縦走を諦め、朝日小屋に別れを告げ、濡れた木道を慎重に歩いた。途中の登山道は、
             降る雨で小川と化し登山靴の中は濡れて気持ち悪い。往路で歩いた道はガスに包まれ幻想的な様相を見せていた。
             吊り橋が近くなると、雨も止み湿気を帯びた空気が蒸し暑さを増幅させていた。
             思ったより早く北俣小屋に到着して予約していたタクシーを早めてもらった。タクシーが到着するまで小屋で一休み。
             残り少なくなった行動食をみんなで分け合い食べた。タクシーが到着して、朝日ふれあい施設「らくちーの」という温泉
             施設で汗を流し、帰りも北俣小屋で頼んだタクシーが迎えに来てくれて、JR泊駅まで送ってくれた。この間のタクシー
             料金はなんとタダ!至れり尽くせりのタクシーだった。
             電車で富山駅に着くと、私の友達のM先生にどこか美味しい物が食べられる店をいくつか紹介してもらった。
             しかし、どこも人気のお店でしかも金曜日、午後4時頃予約しているのにどこも満席だった。この日泊まるホテルに
             チェックインして、受付でどこか美味しい店を聞くと、良い所を紹介してくれた。(名前を忘れた)
             お刺身・白エビのから揚げ・げんげの天ぷら・牛筋の煮込み・ホタルイカの酢味噌等々、あっ大事な日本酒を忘れては
             いけない。立山吟醸酒。みんな長崎では味わえない食材に感激していた。良かった喜んでもらえて・・・。
             山は中途半端だったが、楽しいお喋りと笑いで悔しい思いがどこかへ飛んで行った。
             お土産もどっさり買って、帰りの新幹線の中でも賑やかしいご一行のお喋りは続いていた。皆、富山を離れるのが
             名残惜しいと言っていた。私は、いつでも来れるという思いで懐かしい高岡の駅や住んでいたマンションを横目に
             「また帰ってくるからね」と、心の中で思った。
             今回の夏山山行は、不完全燃焼で終わったが、何度も言う様に「山は逃げない」。体力さえ維持してれば何度でも
             登ることが出来る。また次回に!             

     
 濡れた木道を注意深く進む    登山道はまるで小さな小川
     
 イブリ山もガスの中    でも、笑顔は忘れません
     
 慎重に    ジブリのもののけの世界
     
 大きなブナ どの位生きているんだろう    吊り橋も怖くない
     
帰りは水が濁り量も増えていた    泊駅でちょっと太めの中学生が
しっかりカメラに収まっていた
 

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