登山日  2013年7月30・31・8月1・2・3日 
天候  晴れ・雷雨・大雨 
山名  あさひだけ 
所在地  富山県朝日町 
登山口  小川温泉北俣小屋 
同行者  長崎山岳会(T尻・I川・K口・O塚・M田・N村・倉)会員外1名 
所要時間  北俣小屋⇒朝日岳(8時間30分)朝日小屋⇒朝日岳往復(1時間)
朝日小屋⇒北俣小屋(4時間30分)いずれも休憩含むゆっくり歩き 

             コース    7/30 小川温泉(タクシー)⇒北俣小屋(泊)
                    7/31 北俣小屋 ⇒ 朝日小屋(泊)
                    8/1  朝日小屋(停滞泊) 朝日岳往復
                    8/2  朝日小屋 ⇒ 北俣小屋(タクシー) ⇒ 富山市内(泊)
                    8/3  富山 ⇒ 久留米・長崎

 予定コース
7月30日  長崎・久留米・東京 ⇒ 泊 ⇒ 小川温泉 ⇒ 北俣小屋(泊) 
7月31日  北俣小屋 ⇒ 朝日小屋(泊) 
8月1日   朝日小屋 ⇒ 雪倉小屋 ⇒ 鉢ヶ岳 ⇒ 三国境 ⇒ 白馬岳 ⇒ 白馬山荘(泊) 
8月2日   白馬山荘 ⇒ 裏旭岳 ⇒ 清水岳 ⇒ 清水尾根 ⇒ 祖父谷温泉(泊) 
8月3日   祖父谷温泉 ⇒ 欅平 ⇒ 宇奈月温泉 ⇒ 富山 ⇒ 長崎・久留米 

             今年の夏山は久しぶりの朝日岳・白馬方面への縦走路を歩く。はずだった。今年の天気ほど読めない時はない。
            ましてや、梅雨が明けていない北陸へ足を踏み入れたのがまずかったのか?それでも二日目の天気が良くて助かった。
            長崎組はJR、私とN村さんは福岡と東京から飛行機でそれぞれ富山に集合した。
            泊駅でタクシーに乗り、小川温泉から北俣小屋へ。小川温泉から北俣小屋へはタクシーしか交通手段はない。
            それでも、町からの助成金が出て思ったより高くなかった。以前はこんな仕組みはなかったのに・・・。
            登山者を増やす目的かな?それでなくても北アルプスの北の端で、健脚を要しないとなかなか登れない。
            北俣小屋は、久しぶりに大人数の泊り客だと小屋のおじさんは言っていたが、私達を含め20人弱の登山者だった。
            いつもはもっと少ないらしい。地元の人は当然泊まらないし、下山してくる人も余程のことがない限り泊まらない。
            だから、どことなく嬉しそうに話が弾んでいた。
            美味しい夕食をいただき、二つの部屋にゆっくりと寝ることが出来た。川の音がちょっとうるさかったが・・・。
            翌日は、初め曇っていたがだんだんと天気も良くなり、まずまずだった。イブリ山までは合目の標識があり、目標になり
            苦になく歩けた。登りは超ゆっくりペースで、花を観察したり余裕で歩けた。地元に一つしかない中学校の2年生が
            朝日岳登山のため、昨日から登っていて下山の途中で「こんにちは」のシャワーを浴びせられた。若い子は元気だ。
            それでも100人ほどの生徒のうち10人は、途中で具合が悪くなり下山したそうだ。
            暑さの為、持ってきた水が少なくなり5合目の水場で美味しい水をGetして、先へ進んだ。7合目を過ぎた辺りで視界が
            開け、大好きな剱岳と猫又方面の山々が目に飛込んで来た。うわー剱だよとみんなに教えてあげると、すごいすごいと
            言って喜んだ。やがて10合目イブリ山の頂上に到着すると、朝日岳が目の前に現れた。もう少しだ。
            先に出発していた山小屋でご一緒したグループの方達が休んで昼食を食べていた。
            私達もここでランチタイムにした。私はここで小屋で用意してもらった弁当を無理して全部食べ、後で具合が悪くなった
            この弁当のせいかはわからないが・・・。
            イブリ山を後に先へ進むと木道が現れ、きれいなお花畑が広がっていた。ここが夕日が原だ。見事な花達に暫し撮影
            タイム。みんなそれぞれに思い思いに花を激写していた。なかなか足が先へ進まない。
            それからの私は、頭が少し痛いのと寒気がして無性に眠たくなった。それでも何とか歩きながら寝ていたようだ。
            器用にも。
            たぶん、一種の高山病だと思ったが、どうして?と頭をよぎった。だって今までにない超ゆっくりペースで歩いていた
            のに・・・。なぜ?
            でも、雪渓辺りに来たら目が覚め寒気も収まって元通りになった。良かった。
            朝日平までくると、朝日小屋が見えてきた。この頃になると、お天気だった空はガスで覆われ周りの景色も見えなくなっ
            ていた。この時はまだ、明日の天気を信じてまさか大荒れになるとは思ってもいなかった。
            朝日小屋も会議室を部屋として用意してくださり、広い部屋に私達だけでは充分過ぎるほどだった。
            夕食は、朝日小屋名物の「ザスの昆布〆」がでて、さすが富山県だなと思った。他にもおでんやデザートまで至れり
            尽くせり、満足のいく夕食だった。
            

     
 小川温泉の露天風呂    
     
北俣小屋     十分の広さの部屋
     
夕食タイム     ご馳走でした カレーもおまけ
     
 階段を降り舗装道路を吊り橋へ   水量も多くないダム しかし帰りは・・・ 
     
 私にとっては難関です   いよいよ登山道へ 
     
1合目     眼下に北俣小屋
     
 立派なブナの巨木    
     
幹の曲りが豪雪地帯を思わせる     
     
     
     
     降って行く地元の中学生
     
    良い感じに晴れてます 
     
     
     
    朝日岳をバックに イブリ山頂上 
     
 木道が現れた   雪渓もある 
     
雪渓の前で     小屋が見えました
     
 ともちゃん・私・さわこさん   小屋の前で集合写真 
     
朝日小屋の夕食     ザス(カジキマグロ)の昆布〆


剱岳の雄姿


毛勝三山


ハクサンイチゲと雪渓


雪倉岳・白馬岳方面


チングルマと朝日小屋

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