　　　　　　　　　1日目　Greenstone Car Park to Steele Creek　歩行距離18ｋｍ　所要時間7時間

　　　　　　　　　翌朝、集合場所であるUltimate Hikes社へ向かう。天気は残念ながら雨。装備品はここでも借りられるが殆どを各自持参した
　　　　　　　　　ロッジで使うシーツを借りる者も中にはいた。私は、手芸屋さんで薄い布地を購入して筒状に縫った物を持ってきた。
　　　　　　　　　いつもの山道具と着替え、日本から持ってきたお菓子等で私のザックの重さは10ｋを超えた。Ultimate社へ行くとバスが
　　　　　　　　　停まっていた。私達12人の他に他の国の中年女性が5人加わった。合計17人のハイカーに5人のガイドがお世話することに
　　　　　　　　　なっていた。ガイドさんが随分多いなと思ったが、これには事情があることが後でわかった。
　　　　　　　　　バスに乗り込んだ私達は、出発地のグリーンストーン駐車場へ向かった。途中、グレノーキーでトイレ休憩がありそこで
　　　　　　　　　今回のメンバーの自己紹介をした。ガイド（Sadao/Yukiko/Tony/Hamish/Ted）とFrom オーストラリア（Louise/Sue)
　　　　　　　　　Fromニューカレドニア（Eliane/Meliwta）Fromオークランド（Christine）、長崎からの12名。
　　　　　　　　　自己紹介が終わり、再びバスに乗り込み出発地のグリーンストーン駐車場へ。バスの中でガイドのリーダーであるSadaoさん
　　　　　　　　　が、英語と日本語の案内をしてくれた。やがてバスは駐車場に着き、この日のランチのサンドウィッチと果物、スナック等を
　　　　　　　　　配られザックに詰めた。先頭と中間、最後をガイドが歩き、この間だったらどこを歩いても自分のペースで歩くことができる。
　　　　　　　　　早く歩く者、花や風景を写真に撮りながら歩く者、ゆっくり歩く者それぞれ。準備が終わりいよいよトレッキングのはじまり。
　　　　　　　　　最初は美しいブナの原生林の中を歩く。ここのブナは3種類あって、赤ブナ・銀ブナ・山ブナでそれぞれ葉っぱの形や大きさで
　　　　　　　　　区別できる。長ーい吊り橋を渡ったり、草原に出たり、滝があったり、川をざぶざぶ渡ったり変化に富んだ楽しい登山道。
　　　　　　　　　時にはかわいい小鳥が近くまで飛んで来たりして私達人間を警戒していないことがわかる。それだけ自然が守られていた。
　　　　　　　　　休憩地は、ルート上にはなくちょっと小高い隠れた所に小屋がある。そこでは先に到着していたガイドさんが、温かい飲み物
　　　　　　　　　などを用意してくれていた。トイレはきれいな水洗トイレ。どうやって流しているんだろうと聞いてみると、ここら辺は川に流し
　　　　　　　　　て良い区域らしい。休憩を終えてまた歩いて行くと、がらりと景色が変わった。思わず感嘆の声をあげた。凄い！写真や絵で
　　　　　　　　　見るNZの風景がそこにあった。いやこれはまだ始まりにすぎなかった。


雨の中集合場所へ向かう		バスの中で

バスからの眺め		出発地で荷造り
さあ、いよいよロングコースの始まり
		Sadaoさんの説明は分かりやすかった

長ーい吊り橋　ここは大丈夫		綺麗な川

とげとげのタマゴウリにからまる Old mans beard（老人の髭）苔		草原のようなところも

タマゴウリの花		気持ちの良い登山道
		道は殆ど平坦でごきげん
こんな滝がたくさんある

滝の前にて		すぐ近くに飛んでくる小鳥名前を忘れた

おとぎの国みたい		休憩小屋

ここでランチタイム		この川は鱒が泳いでいるのが肉眼で見られるそうだ

時にはこんな川を渡る		先を急ぐSadaoさん

みんな楽しそう		雨で増水した沢

やがて景色が変わってくる		雄大な景色がそこには



マットデイジー		エバーラスティングデイジー

ご満悦		きれいだなあ

yukikoさんが言ってました　この景色がニュージーランドだって

　　　　　　　　　　　　やがてこの日の宿泊地Steele Creek Lodgeに到着。大きなロッジで個別のベッド、シャワーもある。それにお湯がふん
　　　　　　　　　　　だんに使えてとっても快適。でも、この時期はまだ寒く誰もシャワーを浴びようとは思わない。まだ1日目だし大丈夫。
　　　　　　　　　　　日本の山小屋を思えばここは天国。常に私達が到着するころには暖炉に火が入り、温かい飲み物とスナックが用意され
　　　　　　　　　　　ていた。食事もすべてガイドさんが作ってくれる。これがまた美味しくて豪華だった。お金を出せばワインやビールも飲める
　　　　　　　　　　　ニュージーランドは日没が遅く、午後9時近くまで明るい。食事の後は、それぞれのんびり身体を休ませる。


風が強く帽子が持って行かれそう		この日の宿泊所

Steele Creek Lodge		暖炉の前で寛ぐ

食事の前の団欒		忙しく夕食を作るガイド達

ワインが美味しかった		こんな新鮮な野菜もたくさん

今日のメインディッシュはパスタ		ガーリックトーストも美味しかった

〆のデザートはこちら写真を撮るのを忘れて後半分は食べてます		笑顔がチャーミングなChristine

Meliwtaも寛ぐ		Tonyと談笑するSueとLouise

私のベッド		広々としたベッドルーム