登山日 | 2014年8月15日 |
天候 | 曇りのち風雨 |
所在地 | |
登山口 | スゴ乗越小屋 |
山名 | やくしだけ |
同行者 | GWM(M田・F原・K田・倉) |
所要時間 | 8時間(休憩含む) |
コース スゴ乗越小屋ー間山ー北薬師岳ー薬師岳ー薬師平ー薬師峠ー太郎平小屋
この日は風が強かった。北薬師から薬師に向かう稜線は気を付けてくださいと注意を受け出発。まだ雨は落ちていない。
でも、厚い雲に覆われた空は昨日と同じ。歩き出すと眼下に上の廊下が見下ろせる絶景が待っていた。
素晴らしい!富山側には虹をまとった桑崎山が。その先には弥陀ヶ原の台地も見え、富山平野までも見渡せた。
凄い!素晴らしい!鳥肌が立つくらい美しかった。間山を越えると等々雨が降り出した。雨具を着け先を急ぐ。
北薬師岳に向かう稜線から風雨が強くなった。北薬師岳の頂上プレートには、ここで雨なら稜線風雨、荒天時薬師超え厳し
とある。そんなこと言ったって、ここで引き返すわけにはいかない。風雨が増す中薬師岳を目指す。途中、3度ほど身体を
持って行かれそうになる。耐風姿勢で乗り切る。雨も半端なく降る。顔に当る雨が痛い。それでも薬師岳は遠い。
やっと、薬師岳の祠が見えてきた。やっと着いた。先行していたご夫婦に写真を撮ってもらい、急いで頂上を後にした。
島根の親子が気になる。大丈夫だろうか?このコースは大人でもタフで厳しいコースだ。それにこの強風雨の中、飛ばされな
いだろうか?とりわけ小さい小学2年のY史郎君が心配だった。
薬師からの下りを急いで降りて、薬師岳山荘に到着。まずは暖かい飲み物を飲み、身体を温め昼食の焼きそばを食べた。
1時間ほど休んで、山荘を後にする。雨は容赦なく降り続け、薬師平へ向かう登山道は濁流道と化し、何度も歩けるところを
探しながらやっと薬師平に降り立った。キャンプ場のお世話をするお兄さんに登山道の状況と、後続の親子の話をして
太郎平小屋へ向かった。太郎平小屋は多くの登山者でごった返し、受け付けは大忙しだった。私達は個室をもらいゆっくり
荷を片付けてから食堂へ行くと、先に到着していたI籐さんとO岡さんがビールを飲んで、滋賀のモンベルに勤めているN澤さん
と談笑していた。私達もそこへ加わり、夕食までの時間を過ごした。
そこへ、薬師岳山荘から連絡があったらしく、島根のD前親子は無事に薬師岳山荘に着いたそうだ。みんなで無事を喜び
胸をなでおろした。明日も天気は悪いそうだ。まあいいか 後は折立に下って帰るだけだ。がしかし、異常事態が待っていた。
朝焼けが美しい
空が美しい
眼下に上の廊下
言葉に出来ないほどの美しさ 素晴らしい
何と表現したらいいんだろう
虹が桑崎山にかかり見事な瞬間
弥陀ヶ原 桑崎山
雲の向こうに富山平野
スゴ乗越小屋の前で | 池塘 | |
雷鳥に出会う 可愛いんだけど会いたくなかった |
間山山頂 |
ガスに覆われ強風と共に雨が降って来た
薬師岳も雲の彼方
足場が悪い | 強風と叩きつける雨で歩くのも困難 | |
引くに引き返せない北薬師岳頂上 | 先へ進む | |
岩稜帯のやせ尾根 | 薬師はまだまだ | |
薬師岳の祠 | やっと到着 |
風雨のなか写真撮影
薬師からの下り | 薬師岳山荘 | |
お花畑も雨の中 | ||
木道も滑る | ケルンの前で | |
登山道は濁流と化し | 何処が登山道かわからない | |
登山道は激流となり、何度となく 渡り返す |
薬師平 | |
太郎平小屋への木道 | やっと到着 | |
多くの登山者がここで足止め | 個室で寛ぐ | |
滋賀のモンベルに勤務するN澤さんを 交えて談笑 |
太郎平小屋の夕食 |