コース 二日目 剱沢キャンプ場⇒剣山荘⇒一服剱⇒前剱⇒カニのタテバイ⇒剱岳⇒カニのヨコバイ⇒剱沢キャンプ場

             翌朝、体調は良くなっていた。テントの外に出ると相変わらず曇り空だが、ガスもなく雨もない。リーダーの判断で剱岳山頂を
             目指す。朝食を終え、サブザックに替え荷を軽くして出発。途中、診療所の先生が見送ってくれた。昨日のお礼を言って先へ
             進む。剱沢小屋の前に大きな雪渓のトラバースが現れた。慎重に歩を進め剣山荘へ。
             さあ、ここからが正念場。気を引き締めて岩稜帯の登山道を歩き出す。一服剱を過ぎるとますます道は険しくなった。
             前剱で記念撮影をし、空中歩道を渡ると切れ落ちた岩場のトラバース。慎重に歩を進めるも次から次へと難所は続く。
             でも、何だか楽しい。そうしていると、上りの核心部カニのタテバイに到着。ここへきてなかなか前へ進まない。待たされること
             45分。ツアー客がハーネス、カラビナつけて岩を落としながら登って行く。はあー。待ちくたびれて、仲間の一人が冗談で
             上のヨコバイ登って行こうか?と。そうこうしているうちに、順番が回って来た。思っていたより怖くない。岩場も手掛かりは
             いっぱいあった。鎖は付いているが、頼ってはいけない。鎖だけに頼ると振られて逆にあぶない。しっかり岩を掴み補助的に
             鎖を使うと大丈夫。でも、下を見るとオォ――足が竦む。
             カニのタテバイを登リ上がると、早月尾根からの合流点に出会う。あと一登りで剱岳頂上についに立った。感無量。
             早月尾根から一人で登って来た、長崎山岳会のI川さんと合流し、お互いの健闘を称え合う。何と、I川さんは2時間も
             前に到着していたそうだ。早月尾根コースは登山者も少なく静かなコースなのだ。
             生憎、周りはガスで景色も望めなかったが、それよりも久々の頂上に立ち感動した。仲間と喜んでいると、そこへ
             「たちあおいさんではないですか?」と声が掛かった。何とそこには、佐賀の山友「タクさん」が・・・・。もう、ビックリ!!
             わぁーーータクさん。と思いもかけない出会いに感動も増した。こんな所で会えるなんて、滅多にあるものじゃない。
             それも、里山じゃなく天下の剱岳で!凄い!一緒の写真を取り忘れたのでこちらからどうぞ。
             タクさんと別れて、いざ、カニのヨコバイへ。ここでも随分待たされた。なかなか先へ進まない。やっと順番が回ってくると
             なかなか なかなか。ここは、最初の一歩が決まると何てことはない。高度感があり怖いかもしれないが、足場はしっかり
             している。勇気をもって一歩を出そう。その先にまたまた、高度感たっぷりの梯子が待ち構えている。ここは慎重にゆっくり
             降りよう。この日は、梯子が濡れていて滑りそうでちょっと怖かった。でも、大丈夫!ゆっくり、ゆっくり。
             こうして難所を越えるが、まだまだ気を抜けないところが続く。浮石が多く、登山道はガレて危険がいっぱい。途中、大量の血が
             付いた岩があった。まだきれいな血だったので、誰か先を歩いていた登山者が怪我でもしたんだろう。
             下山道は上りと違うコースになっていて、途中まで上りの登山者と出会わないようになっている。憧れの剱岳の頂上を後ろに
             見ながら剣山荘近くまで降りてくると、急に雨が降り出した。良かった。登頂を終えていてと胸をなでおろす。
             もと来た道をキャンプ場まで戻り、テントの中で剱岳登頂の喜びをビールで乾杯しながら、最後の夜を過ごした。
             

     
 剱沢のテント場    剣山荘へ向かう雪渓
     
剣山荘手前の池塘    剣山荘 
     
 剣山荘裏手から登る    一服剱
     
一服剱からの下り    前剱へ 
     
ここでも鎖は持ちません     ザレた岩場を登る
     
前剱頂上     

遠く富山平野が望める

振り返ると


空中歩道を行く その先に岩場のトラバース 
   
     カニのタテバイ手前
     
カニのタテバイで待機中    順番を待つ 

ここがカニのタテバイ

カニのタテバイ最終地点

剱岳山頂祠

     
I川さん、朋ちゃん、k木さんと一緒に    点の記  
     
カニのヨコバイ     順番待ち

ここがカニのヨコバイ

     
ヨコバイ先の垂直アルミの梯子     平蔵の頭
     
 ここも慎重に登る   ザレた登山道 慎重に 

チングルマと共に

下の方に剱沢雪渓でしょうか

前剱

     
遥か下に真砂沢小屋    剣山荘が見えてきた 
     
 剱沢小屋 右奥に春を背負ってに出演の
多賀谷さんの姿も見られた
   剱岳は雲の中
     
山岳警備隊派出所    お世話になった診療所 

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