北海道山旅 旭川編
2015年7月20・21日 旭山動物園・青い池・美瑛
以前から北海道大雪山系を歩きたかった。羅臼岳・雌阿寒岳・斜里岳は登ったことがある。これらの
山は日帰りで登った。しかし、大雪山旭岳〜トムラウシ山の縦走は簡単には登れない。
北海道の山は本州の山と違って避難小屋はあるが営業小屋がない。したがって、テント・食料はもちろん
水も持たなければならない。水はそこいらじゅうにあるがエキノコックスという寄生虫を媒介するキタキツネ
がいるため、水は必ず煮沸か浄水器で濾過しないと飲めない。
それにエスケープルートもなく、登山者も少なく、ヒグマとの遭遇も頭に入れておかなければならない。
気象条件も然りだ。北海道の山は夏でも気象条件が悪いと気温がぐっと下がる。数年前のトムラウシ遭難は
正しく悪天候の元の低体温症で多くの登山者が亡くなった。
こういう厳しい条件があってもその魅力は勝るのだ。
今回の山行は、所属する山岳会のベテラン会員のI川さんと二人。I川さんは私より20歳近くも年上の大先輩だ。
こうして始まった山女二人山行は、初日から大きく変わることになる。
当初の予定は、20日に長崎を出発して福岡空港から新千歳空港に飛び、電車で旭川、タクシーで登山口の旭岳温泉
へ向かい、翌日から縦走することになっていた。
ところが、19日の夜天気予報を見ると台風の影響でそれまでの好天が一変し、北海道の天気が怪しくなっていた。
今回のコースは絶対に天候が悪いと登れないから、急遽、翌日I川さんに相談して予定を変更した。
福岡空港で飛行機の出発時間までに予約しておいた宿やレンタカーをすべてキャンセルして、新しく予約し直した。
この時、役に立ったのが我家のお父さんとスマホだった。
お父さんにはレンタカーの予約のキャンセルと取り直しを、スマホで宿のキャンセルと予約のし直しを。
一部の宿は、キャンセル料が発生したが他はスムーズにできた。
そうしてすったもんだして、計画を変更したのが今回の北海道山行なのだ。
北海道に着いて旭川で泊まり、翌日からレンタカーで旭山動物園や美瑛・富良野を観光した。山に入ったのは
23・24.25日で26日は余市で話題のニッカウヰスキーの工場を見学し、27日札幌を少し観光して帰路についた。
初日、旭川に着くと駅の目の前が予約したホテルと駅前にサッポロビールのビアガーデンがあった。
さっそく、ホテルにチェックインして身軽になりビアガーデンへ。あっ、その前に翌日からのドライブに登山靴では
運転できないため、サンダルを購入。これも当初の予定外で計画が変更されていなければ買わなくて済んだのだ。
計画していた予定では後半で観光だったため、スニーカーや着替えをすでに下山口の東大雪荘に送っていたのだ。
何はともあれ、無事に北海道へ着いたという事とこの山行が上手くいくことを願って大好きなサッポロビールで乾杯。
美味しかった!!
旭川駅 | 駅前広場 後方が泊まったホテル | |
大好きなサッポロビール | おつまみも北海道らしい物ばかり | |
I川さん | 私 |
翌日は、雨は落ちなかったがやっぱり天気は悪かった。それでも、車で大好きな美瑛を走り回った。
それに、まだ行ったことがなかった旭山動物園にも行くことが出来た。
旭川空港へ向かうバスの中から | 旭川空港 | |
空港で借りたレンタカー | 旭山動物園にて | |
入口で写真を撮ってもらう | とぼけた顔のカピパラ | |
猿だけど名前を忘れた | 後ろ向きのオランウータン | |
可愛いエゾリス | オジロワシ | |
立ち上がるレッサーパンダ |
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何とかフクロウ | ||
白熊君 |
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立ち上がって餌をねだる | ||
ここが有名なオットセイのコーナー | 円柱の水路を行ったり来たり | |
ペンギンのプールを下から見る | 水中を泳ぐペンギン | |
卵を抱えるペンギン | ホロホロチョウだったかなあ | |
キリンもいます | 長崎のバイオパークから来たカバの桃吉 |
オオカミの群れ |
鋭い目が凄い |
旭山動物園を後にして絶対に行きたかった「青い池」へ向かった。
ここは、テレビの旅番組で紹介されていて行こうと決めていた。曇り空だったがその青は言葉に表せないくらい
綺麗だった。
木々の向こうに青い池 | 来て良かった |
私の大好きな青い色の池
とっても神秘的だった
ずーーーっと眺めていたい
美瑛の色彩の森にて | 青のコーナー | |
ラベンダー | ナデシコ | |
美瑛で有名なスープカレー とっても美味しかった |
明後日から登る大雪山系の山並み |
もう言葉はいらない
見事!
吸い込まれそう
随分前に子供達と見た景色と同じだった