飯豊連峰縦走 ④

 登山日  2016年8月6日(土)
 天 候  晴れ
 山 名  たねまきやま・みくにだけ・けんがみね
 標 高  1791m・1644m・
 所在地  福島県喜多方市
 登山口  本山小屋
 同行者  娘
 所要時間  8時間20分(休憩1時間)

              コース  本山小屋5:00⇒草履塚6:17⇒切合小屋6:45⇒三国小屋8:15⇒剣ヶ峰9:55⇒川入キャンプ場13:20

                    昨日のガイドさんとお喋りしていた時、下山口を聞かれ弥平四郎へ降りますと答えると
                  あそこは林道歩きが半端ないよ!あそこへ下山する人は少ないよ川入に降りなさいと
                  川入を勧められた。下山口の弥平四郎は林道歩きが大変だということは調査済だった。
                  それに、大きなザックを担いであの剣ヶ峰の岩稜帯を歩けるかどうか心配だった。それでも
                  小屋にいた登山者が「北アルプスは登ったんでしょう?それなら大丈夫だよ」と言う。
                  それにガイドさんも一緒に歩いてくれると言うから、川入へ降りることにした。

                  コースを変更したことで、様々な人に変更のメールを入れる。弥平四郎登山口から乗る予定
                  だったバスの案内所にも三国小屋からキャンセルの電話を入れた。

                  飯豊連峰縦走最終日も素晴らしいお天気に恵まれた。朝食を済ませ、ガイドさん達のグループ
                  と一緒に小屋を後にした。彼等はザックも小さく(Hさんは20キロ担いでいた)サクサク歩いて行くが、
                  私達はザックの荷も余り減らず初日からあまり変わっていなかった。
                  それでも必死でついて行くが少し遅れてしまう。でも、岩場の危ない所はちゃんとHさんが
                  待っていてくれて、見守ってくれた。

                                               朝日が昇る

                                             大日岳を朝日が染める

                                              これから向かう三国岳方面

                                           サクサク歩く水戸の登山者

                                              亀岩を通過

                                             本山小屋が遥か彼方へ

                                              二人ともまだまだ元気

                                     楽しくて優しいガイドのHさんと一緒に記念撮影

                                         後ろ髪を引かれながら飯豊山を後に

                                    また来るからね!来れるかなあ?来たいなあ…

                                            草履塚

                                                正しく花の飯豊

                   途中、シラネアオイが咲いている場所へ案内してもらった。大好きなシラネアオイに
                 会えた喜びで感動して暫し言葉が出ない。
                 嬉しかった。これまでの疲れが一気に飛んで行った。シラネアオイに会えただけでも
                 飯豊に来てよかったと思った。Hさん、ありがとう。

                                             大好きなシラネアオイにも会えた

                                                だーーーーい好き

                                             可愛くて可憐なハクサンコザクラ

                                                切合小屋

                                              何だかもっと居たかった

                                               

                                       剣ヶ峰の岩稜帯を登ってくる多くの登山者

                                            後ろを振り返るとこんな感じ

                                           鎖場は慎重に降りる

                                             剣ヶ峰に到着

                                              記念写真を撮ってもらう

                                      ほぼ岩稜帯終了地点 よく頑張りました

                     岩稜帯を終えると長い長い激下りが待っていた。写真も撮れないくらいの余裕のない
                    歩きだった。途中の湧水で生き返り少し休んで出発。下界が近づくにつれ気温も
                    上がる。コースが同じだった横浜の男性と追いついたり、離れたりしながら歩く。
                    ガイドのHさん達は、先に行ってしまった。私達より先に下山して、水戸の登山者を
                    お風呂まで車で送り、私と娘をキャンプ場で拾って温泉まで連れて行ってくれるという
                    約束をしてくれた。何て有り難いことか。感謝・感謝である。
            

                                              熊が出そうな登山道

                                              やっと川入登山口に到着

                                            二人ともよく頑張った

                     ヘロヘロになりながら下山口の川入キャンプ場へ降りて来た。娘は久しぶりの山歩きで
                   最後は足が痛そうだった。私は初日と違って何処も痛くなかったが、とっても疲れた。
                   キャンプ場で暫く待っていると、Hさんが車でやって来た。
                   キャンプ場からバス停までは1時間かかる。Hさんの優しさに頭が下がる。
                   途中、バス停まで歩いていた横浜の男性も拾ってあげて温泉まで一緒に送って貰った。
                   温泉で美味しいお蕎麦を食べ、ゆったりといいお湯に浸かり、3日間の疲れを癒した。
                   Hさんにお礼を言って、またの再会を約束して楽しかった飯豊連峰縦走の旅は終わった。
                   飯豊連峰縦走は、これまでの山行の中で5本の指に入るくらいのハードな山だった。
                   きつかった・暑かった・痛かった・ハチが怖かった・楽しかった・快適だった・面白かった
                   厳しかった・美しかった・優しかった・・・。
                   飯豊連峰縦走 最高だった。

Next

inserted by FC2 system