登山日 | 2013年10月21・22日(月・火) |
天候 | 晴れ |
山名 | たてやま |
所在地 | 富山県立山町 |
登山口 | 立山駅-美女平-天狗山荘前 |
同行者 | 単独 |
所要時間 |
コース 天狗平山荘ー室堂ー玉殿岩屋ーみくりが池ー室堂山荘
長ーい山旅へ行けなかったので、その代りどこかの山へと思い立ち、大好きな立山に行くことにした。
もう、弥陀ヶ原の紅葉も終わっている頃だが雪を被った立山の山々をゆっくり眺めに行こう。それに満天の星を期待して。
富山から富山地鉄に乗って立山駅へ。ここの総合案内センターに会いたい人がいた。ネットを通じて情報を教えて頂いて
いる人で、誰も行こうとは思わないマニアックな山の世界を紹介してくれる、とってもカッコいい人なのだ。
初めてお会いしたが、とても気さくで思っていた通りの人だった。なんと、素敵なプレゼントまでいただいた。立山へ行く
のに大いに役に立つものだった。ありがとうございました。
美女平までのケーブルカーは、多くの観光客で賑わっていた。それも殆ど中国人だった。ザックを担いで山の格好をして
いるのは私ぐらい。みんな多分、大観峰を経て扇沢へ抜けるんだろう。美女平からバスへ乗ると紅葉から次第に雪化粧
に変わりワクワクしてきた。弥陀ヶ原で降りようと思ったが一人だとクマが怖かったので、天狗平で降りた。ここから室堂
まで登山道を歩くがその景色に何度も足を止められ、ため息をつかされた。誰もいない一人だけの世界。何と言う贅沢
な時間なんだろう。ゆっくりゆっくり写真を撮りながら大好きな剱岳と話しながら歩を進めた。室堂に着くと夏の最盛期よ
りもはるかに少ない観光客が雪を被った立山に感動していた。私も同じく感動した。雄山に登ろうと思い、宿泊地の室堂
山荘で宿泊の手続きをしながら受付のアルバイトさんに雄山への様子を聞くと、この時間だと日蔭は凍っているし頂上
へ行くのも・・・と。軽アイゼンは持ってきていたが、誰も登っていないのはちょっと心配になり、この日は立山周辺を散策
することに決めた。大部屋だが宿泊客が少なく私一人の貸切部屋で荷物を整理して、散策に出かけた。
富山鉄道 | 車窓からの剱岳 | |
アップで | 毛勝三山 | |
早くも干柿 | 大好きな風景 | |
常願寺川 | 立山駅 | |
総合センター | 立山ケーブルカー | |
滝見台からの称名滝 | ||
高原バスに乗って室堂へ | 樹林帯を抜ける | |
除雪のための目印の棒 | そうめん滝 | |
荒涼とした景色が現れる | 天狗平ここでバスを降りる | |
木道歩き | 雪で滑りやすい |
富山が誇る名峰剱岳 かっこいい
奥大日方面
カメラをセルフにして
蒼と白・緑が織りなす素晴らしい景色
ここから離れたくなかった
立山方面 | 向かいの木の階段を登る | |
階段は雪が解けて川になっていた | 室堂センターが見えた |
立山をバックに
室堂山荘裏手の景色 水面に逆さ立山
どこを見ても素晴らしい景色。どこをとっても絵になる景色。あー来てよかったなと心からそう思った。
のんびり山を楽しむってことはこういう事かな。雄大な景色を楽しみながらの昼食やコーヒーブレイク。何と言う
贅沢なひととき。
地獄谷をバックに | ||
白い煙を上げる地獄谷 今は近づけない |
みくりが池 |
ミクリガ池に写る立山
美しい
美味しい水を汲みました | 日本最古の山小屋 立山室堂 小屋締めのの作業中 |
|
玉殿岩屋 | 雄山山頂 | |
室堂山荘のお風呂 | 貸切状態の私の部屋 | |
美味しかった夕食 | 立山ホテルと麓の灯り |
室堂山荘の夕食も美味しかった。私はこのとき失敗をしてしまった。お皿に盛りつけられた黄色い果物をレモンと
勘違いして、やけに水分が多いなと思いながらから揚げに絞ってかけてしまった。食べてビックリ、この黄色い物体は
なんとグレープフルーツだったのだ。どおりで甘いなと思った。斜め向かいに座っていた単独の男性の顔がちょっと笑っ
たのを覚えている。夜、外に出てみると満天の星だった。この日は、オリオン座の流星群が夜中に多く見られるとネットに
書いてあった。起きられるかなあ。見たいなあ。部屋に戻り、一人で酒宴もできず布団に入り本を読んでいると知らない
うちに眠りについていた。