ノルウェーの山旅
フロム⇒グドバンゲル⇒ボス⇒ベルゲン
フェリーで行くフィヨルド
8月16日 曇り雨 FLAM(フェリー)9:00⇒GUDVANGEL11:25-11:40(バス)⇒VOSS12:55-13:37(列車)⇒
BERGEN14:52 (GRAND HOTEL TERMINUS泊)
この日はフェリーでフィヨルドをめぐり、ベルゲンまでの長い移動の日だった。ホテルの豪華な朝食を済ませフェリーの乗船
までに時間があったので皆で近くの高台まで散策に出かけた。こじんまりとしたフロムの街はおとぎ話に出てくるような可愛い
街でここでも時間がゆっくりと流れていた。道端に何の違和感もなく野イチゴや木の実が至る所で実り、それを口に頬張って
楽しむ。ここではそれが可能だ。長閑である意味人間らしい生活を送っているに違いない。
やがてフェリーの出航時間となり大きなスーツケースを転がしながら乗り込んだ。いろんな国から来ているたくさんの観光客で
フェリーは賑わっていた。大きな湖のようなフィヨルドを進んで行くとここが海に繋がっているとは到底思えなかった。
映画に出てくるような海賊がいそうだったり、ネッシーじゃないが大きな生き物が顔を出しそうな雰囲気だ。どこか冒険をしている
ような錯覚に陥る。大きな滝がいくつも流れ込みその雄大な景色に言葉を失う。ゆっくりとその景色を堪能し、やがてフェリーは
目的地のグドバンゲルに到着した。ここからバスでボスまで行く。この道程がとてもアドベンチャーで想像を絶する急坂の狭い道
でおまけにヘアピンカーブをバスはいとも簡単に走行した。思わずどんな人が運転しているんだろうと、車内のバックミラーに写る
運転手さんをカメラに収めたが、普通のおじさんだった。隣合わせたアメリカ人の男性が「Excuse me. Are you chinese?」と恐
る恐る聞いてきたので、「No,I'm Japanese」と強く答えると「Oh,I'm Sorry」と言って、日本に行ったことがあるとか、日本語のイン
トネーションとか、いくつかの覚えた単語やフレーズをアメリカ人のノリで話し出した。その男性は3人で北欧を旅行中でこれから
フィンランドに向かうと言っていた。私は殆どアメリカ人から英語を習っていたので、アメリカ英語が懐かしく心地よかった。成田
へ向かう飛行機の中から撮った富士山を見せ、世界遺産になったから見に来るといいよと薦めておいた。その内、前の席に座っ
ていた二人も会話に入り、登って来たガルホピッゲンの山の写真なども見せてあげた。こうしてあっという間にバスはボスに到着
ここで彼らに別れを告げ、乗り継ぎの列車に乗り込んだ。
冷たい雨に濡れたせいもあって、この頃から喉が痛くなる。どうやら風邪を引いてしまったようだ。
ベルゲンへ着くとホテルでチェックインを済ませ、雨の中私と齋藤さん・小田さんのご主人・高橋さんの4人は市内の見学へ行っ
たがなにせ雨だったのと少し風邪気味だったせいもあって、主だったところを手短に見て回り、明日の午前中にじっくり見ることに
してホテルへ戻った。夕食はホテルのフロントで薦められたレストランへ。美味しい料理とノルウェー人の温かいおもてなしで大
満足だった。
ホテルの朝食 いつも豪華だ | ホテルの裏手から | |
たわわに実った木苺 | 谷間にあるフロムの街 | |
日本でも見かける何とかの実 名前を忘れた これも食べられる |
散策中の私 | |
何とさくらんぼがこの時期に | リンゴ |
入り江の向こうはフィヨルド
こじんまりとしたフロムの街
生憎の天気です
フェリーの中の様子 | 取り敢えずビールで乾杯 | |
静かな海面 | 吸い込まれそうだ | |
可愛い家がいっぱい | その家をバックに |
ここの人達はどんな暮らしをしているんだろう
小さな船がやってきた | どれも絵になります | |
カラフルな家並み | 滝があちらこちらから流れ込んで いる |
ステキです
大きな山と言うか岩山が聳え立っている
海賊がいそうでしょう!
大好きです!こんな風景
グドバンゲルのバス停 | 降りしきる雨の中 バスは走る |
|
まるでアドベンチャーです | 途中にも大きな滝が | |
運転が上手い運転手さん | 隣に座るカルフォルニアから来た男性 | |
電車の時刻表 | 三浦さんと小田さんの奥さん | |
ボスの駅 | 雨の日はスーツケースを 運ぶのが大変 |
|
ベルゲンの駅 | ベルゲンの駅舎 いいですねぇ! | |
宿泊地のグランドホテル | ホテルの内部 クラシック調で ステキだった |
|
広島の路面電車を思わせるような 電車 |
作曲家エドヴァルド・グリーグの立像 | |
ベルゲン大聖堂 | 何と日本語の看板が | |
小田さん・私・齋藤さん | 小田さん・高橋さん・齋藤さん | |
ベルゲンのレストランにて | 美味しかった |