登山日 | 2014年8月3.4.5.6日 |
天候 | 曇り雨 |
山名 | つるぎだけ |
所在地 | 富山県立山 |
登山口 | 立山剱沢 |
同行者 | 長崎山岳会例会(6名) |
所要時間 | 9時間(待ち時間、休憩時間含む) |
コース 一日目 室堂⇒雷鳥沢キャンプ場⇒剱御前小屋⇒剱沢キャンプ場
剱岳に登る計画が長崎山岳会で決まった。私は過去に早月尾根からのコースで2回登っている。
今回は、一般ルートのカニのタテバイ、ヨコバイコース。まだこのコースは登っていなかったので、カニのタテバイ、ヨコバイ
コースには興味があった。さっそく参加を申し込みワクワクドキドキしてこの日を待った。
この山行はテント泊だったので、荷物もそれなりの重さがあった。美女平駅でバスに乗り込むとき、重さをはかると17kg。
室堂で水を汲みさらに1.5kg追加。まあ、5月の穂高山行の時も20kgは担いだので大丈夫だと高をくくっていた。
3日8:30発のカモメで博多へ、その後新幹線で新大阪、サンダーバードに乗り換え富山へと向かった。移動だけでまる一日
かかる。長崎からだと遠いなあ・・・・。
翌日、6:30のケーブルカーで美女平へ、バスで室堂まで。天気は曇りで室堂一帯はガスの中。それでも、歩き出すと徐々に
ガスが切れて、曇り空ながらも明るくなった。6名のメンバーはそれぞれに重たい荷物を担ぎ、今日のキャンプ地剱沢を目指す。
剱御前小屋に到着すると、肌寒く、眠気がして生あくびが出てきた。おかしいなあ・・・。ここから、剱沢までは下り。下りになれば
大丈夫だろうと思って剱沢へ向かう。キャンプ場に到着後すぐにテント設営。私はその間も寒気と頭痛と吐き気に見舞われ、
ビールも夕食も食べられなかった。テントでシュラフにもぐり眠ろうとするが、気持ちが悪い。身体ががちがちに強張っているのが
わかる。メンバーの一人が全身のマッサージをしてくれて、少し楽になるがそれでも吐き気がした。
明日の剱登頂のことも考えて、診療所で診てもらうことにした。先生のいる剱沢野営管理所へ行くと暖かいストーブが迎えて
くれた。先生の他に富大の医学生と関西方面の医学生がいて、いろいろとお世話してくれた。
話しをしている間、だんだん気分が良くなり頭痛も寒気もなくなった。先生が淹れてくれたコーヒーを飲みながらさらに雑談を
して、取り敢えず、酔い止めの薬を飲んで終わり。結局、私が想像していた高山病とは関係なく、ただの疲れだった。
テントに戻り、少しだけ雑炊を食べて眠った。
夜通し、雨風が激しく何度も目が覚め明日の剱岳登頂のことが心配になった。
富山地鉄駅構内 | 立山ケーブルカー | |
まだ雪の大谷には多くの雪が残っていた | 玉殿の湧水 | |
ガスに覆われたミクリガ池 | 雷鳥沢キャンプ場にて休憩 | |
色とりどりのテントがいっぱい | 剱御前小屋への雪渓 |
奥大日方面 | 今年は雪が多く残っていた |
ハクサンイチゲと残雪残る景色 いいなあ・・・
剱沢、剱御前、別山分岐 | 朋ちゃんと剱岳をバックに |
岩と雪の殿堂 名峰剱岳