3日目コース 烏帽子小屋⇒野口五郎小屋⇒野口五郎岳⇒東沢乗越⇒水晶小屋
3日目も晴れのいい天気。今年の夏山は後半は天気に恵まれて前半の分を取り戻した感じ。小屋でご一緒した
富山から来られていたH島さんという単独の男性とおしゃべりしながら、烏帽子小屋を後にした。H島さんは歩くのが早く
先へ行って山の頂上に立っているのがわかった。なぜわかったかというと、目にも鮮やかな赤いTシャツを着ていて
先を歩く赤い人物が確認できたからだ。彼は、この日が下山日で野口五郎岳に登り、竹村新道を湯俣へ降り、高瀬ダムへ
林道を歩いて帰路に着くと言っていた。真砂岳に登り湯俣へ降る赤いTシャツの彼を見つけ、野口五郎岳の手前の稜線から
3人で大きな声で別れを叫んだ。私達の声に気付き、彼もエールを送ってくれた。
この日も登山者が少なく景色や花を存分に堪能しながらの静かな稜線歩きとなった。東沢乗越を過ぎてしばらく歩くと赤茶けて
崩壊が激しい登山道となる。おまけにガスも出てきて、周りの景色が視界から無くなった。それでも足元には可憐な高山植物が
私達を励ましてくれた。水晶岳分岐から少し上ると小さな真新しい水晶小屋が現れた。着いた―!この日も長かった。
小屋は新しく立て替えられており、狭くても居心地は良かった。受付を済ませ、荷物を寝床に置いて談話室へ。まずは、乾杯。
隣ですでに飲んでいた静岡の二人の男性と話が弾んでいると、埼玉のI崎さん、福島の男性、長野のご夫婦といつしか人数も
増えI崎さんに長野の日本酒「大雪渓」をたくさんご馳走になった。I崎さんは仲間の人と歩いていて、水晶小屋までの途中で私達
が追い越した時に言葉を交わしたのだった。楽しい時間が過ぎ、夕飯になるとこれがまたとっても美味しいカレーだったのだ。
本当に美味しくて皆さんお代わりを何度もしていた。私も二杯食べてしまった。
夕飯を済ませ、寝床に着くと外は風も出てきて雨も降りだした。明日の天気を心配しながら眠りについた。
赤牛岳と後方に薬師岳 | 越中沢岳方面 | |
小屋の前のチシマギキョウ | ||
烏帽子小屋 | 朝露がガラス細工のような チングルマ |
三ツ岳
槍から伸びる大天井・燕岳方面
幻想的な雲海
雲海が尾根を越える |
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気持ちよく出発 | ||
三ツ岳へI川さんとH田さん | 私とI川さん |
昨日は見えなかった烏帽子岳 後方は立山
手前に赤牛岳 後方薬師岳
針の木岳・蓮華岳 後方鹿島槍ヶ岳・五竜岳・白馬岳
朝日を浴びる コマクサ
至る所にコマクサが | 三人の影法師 | |
かわいい! | 手前に船窪小屋 後方七倉岳・蓮華岳 |
素晴らしい景色です 最高!
雲をまとった槍ヶ岳 西鎌尾根・北鎌尾根・東鎌尾根
山は秋色 | チシマギキョウ | |
赤牛岳と薬師岳 | 桑崎山 | |
高瀬ダム | ハクサンイチゲ | |
アオノツガザクラ | ||
野口五郎岳 | タテヤマリンドウ | |
チングルマの綿毛 | カッコいい水晶岳 | |
気持ちの良い稜線歩き | 野口五郎小屋 | |
誰もいません | 私達だけの野口五郎岳頂上 | |
野口五郎岳からの下り | 湯俣分岐 | |
岩場の登り | まだまだ先は長い | |
乗越へ | 東沢乗越 | |
ザレ場が続く | ザレた細尾根へ | |
ミヤマクワガタ | ||
イタドリ | 水晶小屋にて | |
やっぱりビールはサッポロじゃなくちゃ | ご機嫌な二人 | |
私もご機嫌 | たのしい静岡の二人 | |
埼玉のI崎さん | 長野県志賀高原の麓からのご夫婦 |